PARAM, EFFMAS

バルクデータエントリ ノーマルモード解析用にモード寄与度係数と有効質量を出力します。

パラメータ 説明
EFFMAS <YESNO、整数>

デフォルト = NO

EFFMAS0またはNOの場合、ノーマルモード解析ではモード寄与度係数、モード寄与度係数比、モード有効質量、およびモード有効質量比率が出力されません。

EFFMAS > 0またはYESの場合、ノーマルモード解析ではモード寄与度係数、モード寄与度係数比、モード有効質量、およびモード有効質量比率が計算され、.outファイルと.pchファイル(OUTPUT,PUNCH.pchファイル出力に対してアクティブにする必要があります)に出力されます。これらは以下の様に計算されます:

モード寄与度係数 = M P F = A T M V M modal

モード寄与度係数はそれぞれのモードが剛体モードにどの程度近いか測ることができます。

モード寄与度係数比はそれぞれの回転と並進方向で、モード寄与度係数をその方向の全てのモードの中の最大モード寄与度係数で割った値です。従って、6自由度のそれぞれで、最大モード寄与度係数のモードの値は1.0になり、それ以外のモードの値は1.0より小さくなります。

モード有効質量 = E F F M A S = M P F × [ A T M V ]

モード有効質量はそれぞれのモードに関連してどれだけの質量があるか測ることができます。

モード有効質量比率 = E F F M F R = E F F M A S / R B M

モード有効質量比率はモード有効質量と剛体質量の比率です。

ここで、
A
固有ベクトルのマトリックス
M
システム質量マトリックス
V
目的関数マトリックス
6つの剛体モードは、 M P F E F F M A S を取得するための目的関数として、ノーマルモード解析で使用されます。
M modal
対角モード質量マトリックス
R B M
剛体質量