PARAM, CURVSHL2
バルクデータエントリ シェルの強い曲率(シェル板厚に比べて)を考慮に入れる2次シェル要素(CQUAD8、CTRIA6)のひずみおよび応力計算の修正をアクティブにします。
コメント
- この修正は、アクティブ化された場合、曲率の相対的な“強さ”に依存するため、フラットなシェル要素ではゼロになります。
- この修正は結果(応力とひずみの計算)のポスト処理のみに適用されます。要素剛性マトリックスは影響を受けないため、変位解析と全体荷重は変化しないままです。
- この修正は、膜-曲げ連成(PSHELL上のMID4)が生じる複合材や複合シェルには適用されません。このようなエンティティは有限要素モデル内に存在する可能性がありますが、その場合、それらのひずみと応力の計算では薄肉シェル用の標準の計算が使用されます(そして警告メッセージが発行されます)。
- 最適化実行では、PARAM,CURVSHL2がサポートされています。
- 個々のシェル要素の曲率が、周囲の領域にあるモデルの目的とする全体的な曲率に一致することが重要です。要素サイズがシェル厚に比べて小さい場合(曲率を正確に捉えるには節点座標の長いフォーマットが必要になる場合など)、これは特に重要です。
- 内部では、PARAM,CURVSHL2,THICKによって、回転自由度拘束条件が導入されることで要素剛性マトリックスが変更されます。この変更は変位に影響を与えます。