MATUSHT

バルクデータエントリ ユーザー定義熱材料の熱材料プロパティとパラメータを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MATUSHT MID PARAM1 VALUE1 PARAM2 VALUE2 PARAM3 VALUE3    
  PARAM4 VALUE4 etc            
    etc              
  PROPERTY PROP1 PROP2 PROP3 PROP4 PROP5 PROP6 PROP7  
    PROP8 etc            

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MATUSHT 12 GROUP MATHT USUBID 5 NDEPVAR 1    
  PROPERTY 210.0 800.0 1700.0          

定義

フィールド 内容 SI単位の例
ID それぞれのMATUSHTバルクデータエントリには固有のIDが必要です。

デフォルト無し(整数 > 0)

 
USUBID ユーザーサブルーチンID。さまざまなタイプの材料特性を定義できます。

デフォルト = 空白(整数 > 0)

 
NDEPVAR ユーザー定義の変数。

デフォルト = 0(整数 ≥ 0)

 
GROUP LOADLIBエントリのグループ引数で指定されるユーザー定義のグループ。このフィールドを使用して、対応するライブラリ(.dllまたは.so)を読み込むためのLOADLIBエントリを特定します。

(文字列)

 
PROPERTY 後続のフィールドで、ユーザー定義の材料特性データが定義されることを示します。 2 3 4  
PROPi ユーザー定義の材料特性データ。 2 3 4

デフォルト = 空白(実数)

 

コメント

  1. ユーザー定義材料に対応するダイナミックリンクライブラリ(.dllまたは.so)は、LOADLIBエントリに基づいて読み込まれます。LOADLIBエントリが定義されていない(またはGROUPパラメータが指定されていない)場合は、OptiStructumat.dllまたはumat.soファイルを作業ディレクトリから読み込みます。
  2. PROPERTY継続行の前にリストされるパラメータと値のペアはすべてフリーフォーマットです。このため、パラメータ名と値のペアは、定義済みのフィールドの任意の場所に配置できます。
  3. PROPiデータは読み込まれた.dllまたは.soファイルに直接渡され、ここで、USUBIDパラメータによって識別されたサブルーチンによって使用されます。
  4. MATUSHTは、熱伝導解析でのみサポートされます。これを使用して、時間依存や温度依存の熱材料プロパティを定義できます。
  5. ユーザー定義の材料については、FortranまたはCのいずれかを使用して共有ライブラリ(.dllまたは.so)を作成できます。