JOINT
バルクデータエントリ マルチボディダイナミクスのジョイントを定義します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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JOINT | JID | JTYPE | G1 | G2 | X3、 G3 | Y3 | Z3 | 空白 | |
X4、 G4 | Y4 | Z4 |
例1
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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JOINT | 3 | BALL | 345 | 231 |
例 2
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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JOINT | 4 | UNIV | 456 | 899 | 0.0 | 0.0 | 1.0 | ||
399 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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JID | 固有のジョイント識別番号。 (整数 > 0) |
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JTYPE | ジョイントのタイプ。
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G1、 G2 | 形状節点識別番号。接続先のボディ、およびジョイントの位置(多くのJTYPEで)を識別するために使用されます。 G1 とG2は結合するボディを識別するため、それぞれ異なるボディに属している必要があります。 (整数 > 0) |
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X3、Y3、 Z3 | ジョイントの1つ目の方向ベクトル。 (実数) |
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G3 | 節点識別番号。これは、G1またはG2(JTYPEに応じて異なる)と共にオプションでX3、Y3、Z3を指定するためのものです。 (整数 > 0) |
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X4、Y4、 Z4 | ジョイントの2つ目の方向ベクトル。 (実数) |
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G4 | X4、Y4、Z4をG2と共にオプションで指定するための節点識別番号。 (整数 > 0) |
コメント
- ジョイントは、マルチボディ解析タイプのみで有効です。
- 各種のジョイントタイプの定義:
JTYPE 必要なフィールド ジョイントのオリエンテーション BALL G1、 G2 G1 とG2は一致している必要があります。 FIX G1、 G2 G1 とG2は一致している必要があります。 REV G1、G2、およびX3、Y3、Z3、のいずれか G3 G1 とG2は一致している必要があります。 選択された軸は、ベクトルX3、Y3、Z3、またはG1からG3に向かうベクトルによって定義されます。
TRANS G1、G2、およびX3、Y3、Z3、のいずれか G3 G1 とG2はジョイント軸に沿っている必要があります。 選択された軸は、ベクトルX3、Y3、Z3、またはG1からG3に向かうベクトルによって定義されます。
CYL G1、G2、およびX3、Y3、Z3、のいずれか G3 G1 とG2はジョイント軸に沿っている必要があります。 選択された軸は、ベクトルX3、Y3、Z3、またはG1からG3に向かうベクトルによって定義されます。
UNIV G1、G2、およびX3、Y3、Z3、G3のいずれか、およびX4、Y4、Z4、のいずれか G4 G1 とG2は一致している必要があります。 最初に選択された(クロスピン)軸は、ベクトルX3、Y3、Z3、またはG1からG3に向かうベクトルによって定義されます。
2番目に選択された(クロスピン)軸は、ベクトルX4、Y4、Z4、またはG2からG4に向かうベクトルによって定義されます。
選択された軸は垂直である必要があります。
CV G1、G2、およびX3、Y3、Z3、G3のいずれか、およびX4、Y4、Z4、のいずれか G4 G1 とG2は一致している必要があります。 最初に選択された軸は、ベクトルX3、Y3、Z3、またはG1からG3に向かうベクトルによって定義されます。
2番目に選択された軸は、ベクトルX4、Y4、Z4、またはG2からG4に向かうベクトルによって定義されます。
PLANAR G1、G2、およびX3、Y3、Z3、のいずれか G3 G1 G2はジョイント面内にある必要があります。 ベクトルX3、Y3、Z3、またはG1からG3に向かうベクトルが、面の法線を定義します。
INLINE G1、G2、およびX3、Y3、Z3、のいずれか G3 G1 とG2はジョイント軸に沿っている必要があります。 選択された軸は、ベクトルX3、Y3、Z3、またはG2からG3に向かうベクトルによって定義されます。
PERP G1、G2、およびX3、Y3、Z3、G3のいずれか、およびX4、Y4、Z4、のいずれか G4 最初に選択された軸は、ベクトルX3、Y3、Z3、またはG1からG3に向かうベクトルによって定義されます。 2番目に選択された軸は、ベクトルX4、Y4、Z4、またはG2からG4に向かうベクトルによって定義されます。
選択されたベクトルは、互いに対して垂直である必要があります。
PARA G1、G2、およびX3、Y3、Z3、G3のいずれか、およびX4、Y4、Z4、のいずれか G4 最初に選択された軸は、ベクトルX3、Y3、Z3、またはG1からG3に向かうベクトルによって定義されます。 2番目に選択された軸は、ベクトルX4、Y4、Z4、またはG2からG4に向かうベクトルによって定義されます。
選択されたベクトルは、互いに対して平行である必要があります。
INPLANE G1、G2、およびX3、Y3、Z3、G3のいずれか、およびX4、Y4、Z4、のいずれか G4 最初に選択されたベクトルは、X3、Y3、Z3、またはG2からG3に向かうベクトルによって定義されます。 2番目に選択されたベクトルは、X4、Y4、Z4、またはG2からG4に向かうベクトルによって定義されます。
選択されたベクトルは、互いに対して垂直である必要があります。
ORIENT G1、 G2 - OptiStruct-MotionSolve統合を伴うJOINTエントリを使用して定義されるマルチボディダイナミクス(OS-MBD)ジョイントは、JOINTGを使用して定義されるOptiStructジョイントとは異なります。
- HyperMeshでは、このカードはジョイント要素として表されます。