*SECTION_BEAM

LS-DYNA入力インターフェースキーワードビーム、トラス、離散化ビームの有限要素プロパティを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*SECTION_BEAM
sec_ID ELFORM   NIP CST      
ELFORM = 1 (統合ビーム要素)の場合、次の行を挿入。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
TS1              
ELFORM = 2 (Resultant ビーム要素)の場合、次の行を挿入。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
A IYY IZZ IXX        
ELFORM = 3 (トラス要素)の場合、次の行を挿入。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
A              
ELFORM = 6 (離散化ビーム要素)の場合、次の行を挿入。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
VOL INERTIA CID AREA        

定義

フィールド 内容 SI単位の例
sec_ID 断面識別子

(整数)

 
ELFORM ビーム要素の定式化
= 1(デフォルト)
統合ビーム要素
= 2
Resultantビーム要素
= 3
トラス要素
= 6
離散化ビーム要素

(整数)

 
NIP 積分点の数(サブ断面)
= 2(デフォルト)
 
CST 断面タイプ
= 0
四角形断面
= 1
円形断面
 
TS1 断面寸法
CST = 0の場合
四角形断面のエッジ
CST = 1の場合
円形断面の直径

(実数)

[ m ]
A 断面積

(実数)

[ m 2 ]
IYYIZZ 曲げの面積慣性モーメント

(実数)

[ m 4 ]
IXX ねじれの面積慣性モーメント

(実数)

[ m 4 ]
VOL 離散化ビーム体積

(実数)

[ m 3 ]
INERTIA 離散化質量ビーム慣性

(実数)

[ kg m 2 ]
CID 離散化ビームの自由度方向の座標系識別子

(整数)

 
AREA *MAT_071を使用するケーブル要素の断面積

(実数)

[ m 2 ]

コメント

  1. /PROP/TYPE3 (BEAM)/PROP/TYPE18 (INT_BEAM)/PROP/TYPE23 (SPR_MAT)、または/PROP/TYPE2 (TRUSS)に変換。
  2. このキーワードの最後にオプション“_TITLE”を追加することができます。“_TITLE”が含まれている場合、キーワード入力行の後に余分に80文字の長さの行が追加され、エンティティタイトルを定義できるようになります。