*MAT_074 (ELASTIC_SPRING_DISCRETE_BEAM)

LS-DYNA入力インターフェースキーワードこのキーワードは、1つの自由度と任意指定のプレロードオプションを有する非線形弾塑性離散化ビーム材料を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*MAT_074または*MAT_ELASTIC_SPRING_DISCRETE_BEAM
mat_ID ρ i K F0 D FC FT  
LCF LCD C1 C2 V0      

定義

フィールド 内容 SI 単位の例
mat_ID 材料識別子

(整数)

 
ρ i 初期密度

(実数)

[ kg m 3 ]
K LCF=0:剛性

LCF>0: 曲線のLCF縦軸のスケーリング係数

(実数)

[ N m ]
F0 初期の力

(実数)

[ N ]
D 線形減衰係数

(実数)

 
FCFT 圧縮時と引張時の破壊伸張量(どちらも正の値で入力する必要があります)

(実数)

[ m ]
LCF 力対変位曲線の識別子

(整数)

 
LCD 減衰力対速度曲線の識別子

(整数)

 
C1C2 非線形減衰係数  
V0 非線形減衰の計算に使用する基準速度 [ m s ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaWaamWaaeaada Wcaaqaaiaab2gaaeaacaqGZbaaaaGaay5waiaaw2faaaaa@39DE@

コメント

  1. このキーワードは、1つの自由度を持つ/MAT/LAW108 (SPR_GENE)にマップされます。
  2. 剛性の方向は、*SECTION_BEAMで参照する座標系によります。デフォルトでは全体座標系です。
  3. 初期長さをゼロとしたビームの使用をお勧めします。
  4. この材料は、*SECTION_BEAMELFORM = 6とした離散化ビーム要素のみで使用できます。
  5. このキーワードの最後にオプション“_TITLE”を追加することができます。“_TITLE”が含まれている場合、キーワード入力行の後に余分に80文字の長さの行が追加され、エンティティタイトルを定義できるようになります。