*MAT_077_O (OGDEN_RUBBER)

LS-DYNA入力インターフェースキーワードこのキーワードは、Ogden材料モデルを使用して指定した、等方性、超弾性、粘性、非圧縮性を備えた材料を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*MAT_077_Oまたは*MAT_OGDEN_RUBBER
mat_ID ρ i ν N_pair        
N_pair = 0の場合は、次の2行を挿入します。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
μ1 μ2 μ3 μ4 μ5      
α1 α2 α3 α4 α5      
N_pair > 0の場合は、次の行を挿入します。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
SGL SW ST Fct_ID DATA      
どの場合でも、最大で12行を追加します。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
Gi β i            

定義

フィールド 内容 SI 単位の例
mat_ID 材料識別子

(整数)

 
ρ i 初期密度

(実数)

[ kg m 3 ]
v ポアソン比

デフォルト = 0.495(実数)

 
N_pair ひずみエネルギー密度関数(W)の表現で計算した材料パラメータペア(μiαi)の数。これらの材料パラメータは、指定の応力対ひずみ曲線(fct_ID)から計算されます。

(N_pair ≤ 5)

デフォルト = 2(整数)

 
μ1 - μ5 せん断超弾性係数のパラメータ

(実数)

[ Pa ]
α1 - α5 せん断超弾性係数の指数

(実数)

 
SGL 試験体の測定部位の長さ [ m ]
SW 試験体の幅 [ m ]
ST 試験体の厚み [ m ]
Fct_ID 力と測定部位長さの変化との関係を表す関数の識別子圧縮は第三象限(負)で定義し、引張は第一象限(正)で定義します。

(整数)

[ N m ]
DATA 実験データタイプ
= 1(デフォルト)
単軸試験データ

(整数)

 
Gi 緩和のせん断弾性係数 [ Pa ]
β i 緩和の減衰定数 [ 1 s ]

コメント

  1. このキーワードは、/MAT/LAW42 (OGDEN)にマップされるか(N_pair = 0の場合)、/MAT/LAW69にマップされます(N_pair > 0の場合)。
  2. このキーワードの最後にオプション“_TITLE”を追加することができます。“_TITLE”が含まれている場合、キーワード入力行の後に余分に80文字の長さの行が追加され、エンティティタイトルを定義できるようになります。