*MAT_196 (GENERAL_SPRING_DISCRETE_BEAM)

LS-DYNA入力インターフェースキーワード6つの自由度を持つ非線形弾塑性離散化ビーム材料を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*MAT_196または*MAT_GENERAL_SPRING_DISCRETE_BEAM
mat_ID ρ i            
定義した自由度1~6のそれぞれについて、次の2つのカードを入力します。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
DOF TYPE K D FC FT    
LCF LCD C1 C2 V0      

定義

フィールド 内容 SI 単位の例
mat_ID 材料識別子

(整数)

 
ρ i 初期密度

(実数)

[ kg m 3 ]
DOF 自由度。1から6。

(整数)

 
TYPE 材料タイプ。
0
弾性。
1
弾塑性。

(整数)

 
K 剛性。

(実数)

[ N m ]
D 粘性減衰係数。

(実数)

[ N • s m ]
FC 圧縮による破壊伸張量。正の値で入力します。

(実数)

[ m ]
FT 引張による破壊伸張量。正の値で入力します。

(実数)

[ m ]
LCF
TYPE=0の場合
力対変位曲線の識別子。
TYPE=1の場合
力対塑性変位曲線の識別子。

この入力は必須です。

(整数)

 
LCD 減衰力対速度曲線の識別子(省略可能)。

(整数)

 
C1C2 非線形減衰係数。

(実数)

 
V0 非線形減衰の基準速度。

(実数)

[ m s ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaWaamWaaeaada Wcaaqaaiaab2gaaeaacaqGZbaaaaGaay5waiaaw2faaaaa@39DE@

コメント

  1. このキーワードは、同等数の自由度(DOF)を持つ/MAT/LAW108 (SPR_GENE)にマップされます。
  2. 自由度の方向は、*SECTION_BEAMで指定した座標系によります。デフォルトでは全体座標系を使用します。
  3. この材料は、離散化ビームでのみ使用します(*SECTION_BEAMCA>0およびELFORM=6)。
  4. 初期長さをゼロとしたビーム要素の使用をお勧めします。
  5. このキーワードの最後にオプション“_TITLE”を追加することができます。“_TITLE”が含まれている場合、キーワード入力行の後に余分に80文字の長さの行が追加され、エンティティタイトルを定義できるようになります。