Screw

Screwジョイントは、機構の中で使用する自由度5のキネマティックペアです。Screwジョイントは、軸を中心にした一方のボティ(Body 1)の回転と、もう一方のボディ(Body 2)の軸に沿った平行移動との間に強制的に関係を適用します。この関係は、ジョイントのピッチを指定することで完成します。Body 1が1回転すると、スクリューのピッチに等しい距離だけBody 2が平行移動します。Screwジョイントは、ボルトとナットの拘束やラック&ピニオン式ステアリングなどの用途に広く使用されます。

  1. 現時点でJointsパネルが表示されていない場合は、目的のジョイントをProject Browserまたはmodeling windowでクリックして選択します。
    Jointsパネルが自動的に表示されます。
  2. ConnectivityタブでBody 1をクリックして、modeling windowからボディを選択するか、Body 1をダブルクリックしてModel Treeを開きます(ここから目的のボディを選択できます)。
    Note: 選択したジョイントがペアエンティティの場合は、まずパネルでLeftタブとRightタブを区別したうえでプロパティを編集します。ペアジョイントを定義する場合は、BodyやOriginなどにペアエンティティを使用します。
  3. 同様に、Body 2をクリックして、modeling windowから目的のボディを選択します(またはModel Treeを使用します)。
  4. Pointコレクター(Originの下)をクリックしてmodeling windowからポイントを選択するか、PointコレクターをダブルクリックしてModel Treeを開きます(ここから目的のポイントを選択できます)。
  5. ジョイントのアラインメント軸を指定します。
    • Point – ジョイントで目的とするアライメント軸上にあるポイントを選択します。
    • Vector - ジョイントのアライメント軸の方向が、いずれかのグローバル軸の方向と一致している場合は、該当の軸をmodeling windowでクリックするかModel Treeから参照することによって、グローバルのx、y、またはzの各軸を選択できます。
  6. PropertiesタブをクリックしてPitchの値を入力します。
コンプライアントジョイントを編集する場合はコンプライアントジョイントまたはブッシュの編集をご参照ください。ユーザー定義のプロパティを編集するにはUser-Definedジョイントの編集をご参照ください。