Graphics

プリ処理とポスト処理でエンティティの可視化設定を作成および編集するには、Graphicsツールを使用します。

グラフィックスは、プリプロセス時またはポストプロセス時にエンティティを可視化します。MotionViewで利用可能なグラフィカル表現には、次の2つの主要カテゴリーがあります。

暗黙的(デフォルト)グラフィックス

モデルでの位置で特定できるエンティティをMotionViewに追加すると、そのエンティティに関連付けられた表示用アイコンがmodeling windowに表示されます。これは、暗黙的グラフィックと呼ばれます。

暗黙的グラフィックスは、モデルのプリ処理でのみ表示され、ソルバーデックにはエクスポートされません。したがって、このグラフィックスはMotionViewの結果に反映されません。このグラフィックスの表示制御の詳細については、Implicit Graphicsのトピックをご参照ください。

明示的グラフィックス(Explicit Graphics)

明示的グラフィックスは、グラフィックスウィンドウでモデルの3Dビジュアル表示を作成するとき、またシミュレーション後にアニメーションを表示するときに使用できます。これらのグラフィックスは、タイプContactのフォースエンティティの定義にも使用可能です。明示的グラフィックスは、ソルバーデックへエクスポートされます。
Note: 接触力がないマルチボディシミュレーションでは、解析用のグラフィカルエンティティは必要ありません。

明示的グラフィックスとは、MotionViewのGraphicsパネルで作成できるグラフィックです。このグラフィックスは、ボディやビームなどのエンティティに関連付けられます。

以下の図に、MotionViewでのモデリングに利用可能なさまざまな明示的グラフィックスを示します。



Figure 1.