従来のグラフィックスの操作

バージョン14.0より前のMotionSolveでは、メッシュベースの接触シミュレーションに関する接触アルゴリズム基準が、それ以降のバージョンとは異なっていました。その結果、接触しているモデル内のグラフィックスにオープンサーフェス、不均一なメッシュ、または単なるサーフェス(シェル)メッシュが含まれている場合があります。このようなグラフィックスをメッシュ操作に使用するには、グラフィックh3dをCAD形式またはFE形式に変換し、HyperMeshユーティリティを使用して呼び出すImport CAD or FE usingで入力ファイルとして使用できるようにする必要があります。HyperViewを使用してH3DグラフィックをFE形式に変換するには次の手順に従います。
  1. HyperViewで、欠陥メッシュを含むH3Dグラフィックをモデル入力として読み込みます。図に示すように、結果入力オプションをオフにします。Applyをクリックします。


    Figure 1.
  2. File > Export > Solver Deckの順に移動します。


    Figure 2.
  3. Export Deformed Shapeダイアログで、Select formatドロップダウンメニューからOptistruct/Nastranを選択し、File nameを指定します。OKをクリックします。
  4. このユーティリティがスケーリングなしの座標だけをエクスポートすることをユーザーに警告する確認ダイアログが表示されます。Yesをクリックします。


    Figure 3.
  5. MotionViewで、HyperMeshユーティリティを使用してImport CAD or FEを呼び出し、以下の図のようにInput Fileで形式としてOptiStructを選択します。


    Figure 4.
  6. 以降のプロセスを継続して、メッシュ操作ツールの項の説明にあるMesh Manipulationツールにアクセスします。