シミュレーション設定の定義

  1. Run Solverパネルの左上にあるオプション群でSave and run current modelを選択します。
  2. Simulation Settingsをクリックします。
    Simulation Settingsダイアログが表示されます。
  3. Staticタブのドロップダウンメニューで静的ソルバーのタイプを選択します。
    Force Imbalance - Type DまたはType Sを選択した場合：
    1. Maximum residualテキストボックスに、静的平衡点におけるシステム方程式の残差の変動に許容する上限を入力します。
    2. Maximum imbalanceテキストボックスに、解析の解の下で運動方程式のフォースの不均衡に許容する最大値を入力します。
    3. シミュレーションを停止するまでに実行できる反復の最大回数を指定します。
    4. ヤコビアン行列が特異行列にならないように加算する値を、質量行列式に対する比率でStabilityテキストボックスに入力します。
    MKEAMを選択した場合は以下の手順に従います：
    1. シミュレーションを停止するまでに実行できる反復の最大回数を指定します。
    2. 静的平衡点におけるシステムの残留運動エネルギーに許容する最大値を指定します。
    3. Maximum coordinate difference toleranceテキストボックスを使用して、静的平衡点におけるシステム状態の変化に許容する上限値を指定します。
  4. Transientタブをクリックします。
  5. ドロップダウンからインテグレータータイプを選択します。
  6. インテグレーターで変位、速度、加速度、微分方程式の状態を計算する際に、ステップあたりでインテグレーターに許容できる最大絶対誤差をIntegrator toleranceテキストボックスに入力します。
  7. インテグレーターに許容できる最大ステップサイズを指定します。
    Note: DSTIFFタイプでは、DAE公式のインデックスを定義できるドロップダウンメニューを使用できます。
  8. Show advanced parametersチェックボックスをクリックすると、さらに多くのオプションが表示されます。
    詳細は、Simulation Settings トピックのTransientタブセクションを参照してください。
  9. Linearタブをクリックします。
  10. Animation scaleテキストボックスに、モーダルアニメーションに設定するスケールファクターを入力します。
  11. 表示されているチェックボックスを任意に選択して、シミュレーションをさらに詳しく定義します。
    オプション 詳細
    Eigen values and vectors (.eig, .h3d) 固有値および固有ベクトルデータが.eigファイルに書き込まれるかどうかを指定します。
    Disable damping 線形化ソルバーで固有値ソリューションのすべてのフォース要素から減衰を無効にするかどうかを指定します。
    Kinetic energy distribution モーダル運動エネルギー分布がソルバーログファイルおよび*_linz.mrf出力ファイルに書き出されるかどうかを指定します。
    Generate State Space Matrix
    Altair Compose/Activate OML
    A、B、C、およびDマトリックスを、Compose/Activateによって読み込み可能な.omlファイルに書き出すかどうかを指定します。
    Matlab
    A、B、C、およびDマトリックスを、MATLABによって読み込み可能なファイルに書き出すかどうかを指定します。
    Simulink MDL
    A、B、C、およびDマトリックスを、Simulink MDLフォーマットに書き出すかどうかを指定します。
  12. Generalタブをクリックします。
  13. 複数のコアを使用できる場合は、該当のチェックボックスを有効にして、使用するコア数を指定する値を入力します。
    これは、接触シミュレーションで計算を並列化する際に特に役立ちます。
  14. スライダーを使用して、接触に使用するCADグラフィックスのデフォルトのメッシュ粗さを定義します。このデフォルトの粗さは、Graphicsパネルでメッシュの粗さが明示的に設定されていないグラフィックスに適用されます。
Tip: Reset to Defaultsをクリックすると、各オプションがデフォルト設定に戻ります。