アナリシスのエンティティ定義をカスタマイズするにはオプションを使用します。オプションは、エンティティの表示のオン / オフ切り替え、コンプライアントから非コンプライアントへのアナリシス内のジョイントの変換等の操作を行います。
AnalysisパネルでOptionsタブを選択すると、現在のアナリシスに属しているオプションのリストが表示されます。デフォルトで、アナリシスごとにコンプライアントオプションがあります。このオプションは、アナリシス内のジョイントの状態を切り替えるために使うことができます。アナリシス内のそのジョイントまたはブッシュは、テキストエディタを用いてMDL言語の*if(Op_Compliant == "Yes")ループ内でモデル化される必要があります。
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Project Browserで、アナリシスを選択します。
Analysisパネルが表示されます。
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Optionsタブを選択します。
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ドロップダウンメニューで、システムをコンプライアントにするか、非コンプライアントにするかを指定します。
Yesを選択すると、システム内のすべてのコンプライアントジョイントがコンプライアントになり、
Noを選択すると、すべてのコンプライアントジョイントが非コンプライアントになります。
MotionViewでは、コンプライアントジョイントの切り替えのほか、事前に定義したシステム設定に従って、システムにある他のエンティティのオンとオフを切り替えることができます。例えば、システムを非コンプライアントにした場合、スプリングやスタビライザーバーなどの特定のエンティティをMotionViewでオフにできます。
Note:
- Compliantオプションは、現在のシステムに属しているすべてのサブシステムに適用されます。
- Jointsパネルで、ジョイント単位でCompliantオプションを上書き設定できます。
- すべてのジョイントをコンプライアントにできるわけではありません。ジョイントをコンプライアントから非コンプライアントに切り替えるためのルールが、MDL言語を使用して各モデルに組み込まれています。
- オプション作成の詳細については、MDL Language Referenceの*Option()をご参照ください。