Point to Surface(PTSF)

Point to Surfaceジョイントは、サーフェスに沿ってボディ上の固定ポイントがスライドするように、そのポイントを拘束します。Point to Surfaceジョイントは、5種類の自由度(瞬時接触ポイントにおける3種類の回転DOFと2種類の並進DOF)を提供します。

Point to Surfaceジョイントを適切に指定するには、先に次のエンティティを作成する必要があります:
  • 3Dサーフェスエンティティ(Surfacesパネルを使用して作成します)。
  • ジョイントのBody 2に属し、サーフェスエンティティが参照マーカーの座標系に属しているものとして有意に記述できるように適切に配置したマーカー。

  1. 現時点でAdvanced Jointパネルが表示されていない場合は、Project Browserまたはmodeling windowで目的のアドバンストジョイントをクリックして選択します。
    Advanced Jointパネルが自動的に表示されます。
  2. ConnectivityタブでBody 1をクリックして、modeling windowからボディを選択するか、Body 1をダブルクリックしてModel Treeを開きます(ここから目的のボディを選択できます)。
  3. Pointコレクターをクリックして、modeling windowでPTSFジョイントのポイントを選択します(またはModel Treeでポイントを選択します)。
  4. Surfaceコレクターをクリックして、ジョイントの事前に定義したサーフェスをmodeling windowで選択します(またはModel Treeでポイントを選択します)。
  5. Ref Markerコレクターをクリックして、Body 2に属しているサーフェス参照マーカーをmodeling windowまたはModel Treeで選択します。
  6. Initial Conditionsタブをクリックします。
  7. User Initial Condition Markerチェックボックスをアクティブにし、Markerコレクターを使用して目的のマーカーを選択します。
    ジョイントのデフォルトの初期条件マーカーは、Connectivityタブで指定した参照マーカーです。
  8. Use XYZチェックボックスをアクティブにし、X、Y、およびZの各欄に初期位置の値を入力してポイントの初期位置を指定します。
    Note: これらの値は、ConnectivityタブでPointを使用して指定した値より優先されます。
Tip: 初期条件がわかっている場合は、それらをジョイントの定義で指定すると結果の誤りを減らすことができます。初期条件を指定しない場合は、Connectivityタブでジョイントに対して指定したポイントに最も近いサーフェス上のポイントがMotionViewによって計算されます。