エンティティの追加と削除

ブラウザのコンテキストメニューを使用して、エンティティをパネルに追加でき、またパネルから切り取り(削除)できます。

Projectブラウザでエンティティのフォルダーを右クリックしてAdd “エンティティ名”を選択するとエンティティを追加でき、Deleteを選択するとエンティティを削除できます。また、切り取りを選択してエンティティを削除すると、別の場所にそれを再挿入(貼り付け)できるようになります。
Tip: ツールバーの“Entity”パネルボタンを右クリックしてエンティティを追加することもできます。

エンティティの追加

追加される各エンティティには、変数名、ラベル、およびそのエンティティがシングルかペアかの指示が必要です。オプションとして、注釈を含めることも可能です。各変数名は、エンティティが追加されるシステム内で固有のものでなくてはなりません。エンティティが一旦追加されると、その変数名はMotionViewパネルからは変更することができません。

グラフィックス、ジョイント、アドバンストジョイントおよびスプリングダンパは、Addダイアログで追加の情報が必要です。
  • グラフィックのタイプは、Add Graphic or GraphicPairダイアログ内で、利用可能なグラフィックタイプのリストから選択することによって指定できます。
  • ジョイントのタイプは、Add Joint or JointPairダイアログ内で、利用可能なジョイントタイプのリストから選択することによって指定できます。Allow Complianceは、モデルがコンプライアントモードに切り替えられた際、ジョイントがブッシュによって置き換えられるかどうかを指定します。advancedジョイントのタイプも、Add AdvJointダイアログ内で、利用可能なジョイントタイプのリストから選択することによって指定できます。
  • スプリングダンパーのタイプは、Add SpringDamperまたはSpringDamperPairダイアログ内で、コイルスプリングまたはトーションスプリングとして指定できます。

エンティティの削除

エンティティが削除される前に、MotionViewは、そのエンティティに関する依存関係のリストを表示し、ユーザーはそこで削除をキャンセルすることができます。
Note: 手動で依存関係をチェックする必要がある領域として、Templexテンプレートと式の2つがあります。MDLモデルが削除されるエンティティに関連した式を含んでいる場合、MotionViewはメッセージを出しません。同様に、MDLモデルが削除されるエンティティに関連したTemplexテンプレートを含んでいる場合、ユーザーは、それらの依存関係を調べる必要があります。