MotionViewの使用
MotionViewの詳しい使用方法を説明します。
MotionViewのモデルは、機構システムのすべてのコンポーネントを含みます。各モデルファイルには、荷重やモーションなどの情報や各モデルエンティティの説明が収録されていて、それらが適切なMotionViewパネルに表示されます。
モデルは、MDLファイルとして保存と読み込みが可能です。MDLファイルはASCIIフォーマットで保存され、テキストエディタで開いて編集することができます。MDLファイルには、機構システムを表現するエンティティに関した情報が含まれています。
MDLモデルは、MotionSolveやADAMSなどのマルチボディソルバーのソルバー入力デックとして保存できます。
MotionViewには、モデルの構築を支援するために、CG/Inertia Summary、Load Export、Data Summaryなどの各種ツールが多数用意されています。
MotionViewモデルは、TCLコマンドレイヤーを使って構築することも可能です。Tclコマンドレイヤーは、エンティティの追加、削除、変更、およびモデルへのデータの読み込みやモデルからのデータのエクスポートに使用できます。
モデルの構築、ソルバーの実行、およびポスト処理に関連するそれぞれのトピックは、MotionViewの基本的な使用手順を理解するうえで役立ちます。これらの手順に慣れてくると、任意のソルバーで、プリ処理、実行、およびポスト処理を行うことが可能となります。