マウント剛性の定義

ブッシュに結合したボディに、そのブッシュによって伝達される荷重によって発生する構造上のたわみを近似するには、マウント剛性を使用します。ブッシュの剛性と減衰を使用して、線型のスプリングとダンパを直列にした組み合わせとして、マウント剛性をモデル化します。これによって、ボディ間の結合が柔軟になります。また、弾性体を使用して、ブッシュに結合したボディをモデル化することもできます。

  1. Activateをクリックして、このブッシュのマウントの剛性と減衰を追加します。
    ブッシュによって伝達される荷重によってそのブッシュのマウントに発生するたわみとその変化率を計算するために、必要な制御状態方程式とその他の要素が、MotionViewによって追加されます。
  2. StiffnessのTranslational欄とRotational欄に、制限のX方向、Y方向、Z方向の剛性を指定した正の実数値を入力します。
    Note: 並進の次元は、フォース / 長さです。回転の次元は、フォースx長さ / ラジアンです。
  3. DampingのTranslational欄とRotational欄に、制限のX方向、Y方向、Z方向の剛性を指定した正の実数値を入力します。
    Note: 並進の次元は、フォースx時間 / 長さです。回転の次元は、フォースx長さx時間 / ラジアンです。