Symmetryオプション

Symmetryオプションメニューで、右側から左側に変更を反映するか(Right -> Left)、まったく変更を反映しないか(None)を選択できます。

自動車用エンティティのペアがモデルに追加されると、MotionViewは、他の方法が選択されていなければ、自動的に、ペアの左側の自動車用エンティティに対する変更を右側の自動車用エンティティに反映させます。MotionViewでは、全体座標系のX-Z平面を中心としてモデルが左右対称であると見なされます。ただし、MotionViewのSymmetry機能を使用すれば、片側のデータを入力するだけで済むため、時間を節約できます。Noneオプションを使用すれば、左側と右側の自動車用エンティティを別々に変更することによって、製造上の公差や設計に起因する非対象自動車用エンティティをモデル化することができます。

オプション
詳細
Left -> Right
ペアの左側の自動車用エンティティに対する変更がペアの右側の自動車用エンティティにも適用されます。右側の自動車用エンティティの結合性やプロパティは変更できません。
Right -> Left
ペアの右側の自動車用エンティティに対する変更がペアの左側の自動車用エンティティにも適用されます。左側の自動車用エンティティの結合性やプロパティは変更できません。
None
ペアのどちらの自動車用エンティティにも変更が反映されません。一方の自動車用エンティティの結合性とプロパティのみを変更できるので、非対称な結合性やプロパティを実現できます。