エッジの保持

Preserve Edgesマクロは、自動クリーンアップ中やBatchMesher実行中に特定のコンポーネントエッジとフィーチャーラインが、誤って失われることを防ぎます。

BatchMesherおよびautocleanup機能は、重要でないと考えられるマイナーなフィーチャーをサプレス(消去)することで、メッシュシードおよび品質の向上を図ります。しかし、時にマイナーフィーチャーは、解析にとって重要であることがあります。

  1. UtilityブラウザのGeom/MeshメニューでPreserve Edgesをクリックします。
    Preserve Edgesダイアログが開きます。
  2. マクロのオプションを使用してエッジを定義します。
    表 1.
    オプション 説明
    Clear at start このチェックボックスが有効な場合、Select EdgesまたはSelect Compsがクリックされるたびに、すでに保存されているフィーチャーラインの選択が取り消されます。よって、現在の選択に追加するのではなく、新たにラインセットを最初から選択することになります。
    Select Edges このボタンをクリックしてパネル領域にラインセレクターを表示します。linesセレクターを使って、保持したいエッジを選びます。
    Show Preserved すでに保持するものとしてマークされているラインをハイライト表示します。
    Comps selection boundary このチェックボックスがアクティブな場合、自動クリーンアップ機能が隣接するコンポーネント間の境界を結合することを防ぎます。
    Select Comps このボタンをクリックしてパネル領域にコンポーネントセレクターを表示します。compsセレクターを使って、保持したい境界エッジを持つコンポーネントを選びます。
    注: これは、コンポーネントの外側の境界エッジのみを保持するもので、内側のラインを保持するものではありません。
    Clear All Edges 保持するエッジのリストからすべてのエッジを削除します。
    Save Preserved 保持したいエッジリストを保存します。これにより自動クリーンアップおよびBatchMesherがどのラインを保持すべきかを認識することができます。
    Reset Highlight Show Preservedをクリックした後、このボタンを使用して、保持されるラインのハイライト表示を解除します。

    保持されるラインの情報は残ります。Show Preservedが再びクリックされるまでの間、ハイライト表示のみを解除します。

    OK すべての変更を受け入れ、ポップアップウィンドウを閉じます。
    Cancel すべての変更を破棄し、ポップアップウィンドウを閉じます。