このマクロは、2次要素のエッジ中央の節点を動かすことにより、要素品質を向上させます。
品質を向上させる要素を選択し、次の品質制約を指定します。Minimum Jacobian(コーナー節点または統合点で評価される)、Minimum Ratio(エッジ長の最小値と最大値の間)、およびMaximum angle。
注: 中間節点の移動は、保存リストに保存され、プログラムを終了するまで残ります。また、移動された中間節点は、基準となる形状との関連性を失います。
このユーティリティの一般的な使用法は、まずはじめにCheck Elemsパネルで品質の劣る要素を特定し、同じパネルのsave failedオプションを使用します。更に、Fix 2nd Order Midnodesユーティリティを使用します。
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UtilityブラウザのGeom/MeshメニューでFix 2nd Order Mininodesをクリックします。
パネル領域に要素セレクターとproceedボタンが表示されます。
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elemsセレクターをクリックし、retrieveを選択して保存した品質の劣る要素を読み込みます。
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proceedをクリックします。
Fix 2nd Order Midnodesウィンドウが開きます。このポップアップウィンドウは、環境に応じて独立して存在するので、クリック-ドラッグして好みの場所に配置できます。
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Fix 2nd Order Midnodesダイアログで、要素品質制約を選択します:
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.コマンドボタンの1つをクリックして、処理を実行します:
適用をクリックした際、Results見出しの下にメッセージが表示され、HyperMeshが実行した内容が表示されます。下図は、指定した中間節点の修正前と後の様子と使用された基準値、更に全体的な結果を示したものです: