Direct/Indirect Propertyビュー

グラフィックス領域に表示される要素をそれらのプロパティ割り当てに基づいてフィルタリングします。

モデルブラウザでPropertyビューがアクティブな場合、Direct/Indirect Propertyビュー()が有効になります。このビューから、以下のいずれかを選択することができます:
Both direct and indirect properties(直接、間接の両方のプロパティを表示)
Direct properties only(直接プロパティのみを表示)
Indirect properties only(間接プロパティのみを表示)
注: この機能は、ANSYSLS-DYNAMarcPAM-CRASH 2GRadiossSamcefのユーザープロファイル、およびManufacturing Solutionsのプロファイルではサポートされていません。

これらのオプションのいずれかを選択するとすぐに、グラフィックス領域内のビューがフィルタリングされます。これらのフィルターは、現在のコンポーネント表示状況に累積的に影響します。例えば、グラフィックス領域にいくつかのコンポーネントのみを表示し、それ以外を非表示にしている状態でDirect Properties Onlyを選択すると、現在表示されている要素セットからフィルタリングされ、非表示になっている要素が直接プロパティを与えられているものだとしても影響は受けません。同様に、Show、Hide、Isolateの各機能も、この機能との組み合わせで実行されます。別のモデルブラウザビューに切り替えた場合でも、直接 / 間接プロパティによる現在のビューは保持されます。

これらのビューモードの選択により、境界条件やモーフィングドメインなどの非要素エンティティは自動的に非表示となります。
注: プロパティ割り当てが1つもないエンティティは、これらのオプションのいずれかによってビューから除外されます。

以下に示す単純なモデルでは(properties ビューを使用)、要素は4つのコンポーネントにグループ分けされており、それぞれのプロパティ状態をdirect only、indirect only、mixed、no propertyとして表示します。mixedコンポーネントは、間接プロパティを持つ3つの要素と、直接プロパティを持つ1つの要素で構成されます。これはいずれかのプロパティビューを使用すれば、明確に表示されます。


図 1.
プロパティビュー:両方


図 2.
プロパティビュー:間接のみ


図 3.
プロパティビュー:直接のみ


図 4.