Find Attached (Tied)
Find Attached(Tied)オプションを使用し、表示されている要素に接続されている要素を検索します。
タイド要素とは、お互いに結合はされているが、物理的には連結されていない要素を指します。このオプションはFind Attachedオプションとは異なります(Find Attachedオプションは共通の節点を通じてお互いに物理的に結合された要素を検索します)。
Find Attached (Tied)は、LS-DYNAユーザープロファイルで利用することができ、QA/ModelのUtilityメニューにあります。

図 1.

タイド要素間の関係は、次のCONTACTキーワードを使用して定義されます:
Element Type | CONTACTキーワード |
---|---|
ContactSpotWeld | *CONTACT_SPOTWELD |
NodesToSurface | *CONTACT_TIED_NODES_TO_SURFACE *CONTACT_TIEBREAK_NODES_TO_SURFACE *CONTACT_TIED_SHELL_EDGE_TO_SURFACE |
SurfaceToSurface | *CONTACT_TIEBREAK_SURFACE_TO_SURFACE *CONTACT_TIED_SURFACE_TO_SURFACE |
SlidingOnly | *CONTACT_SLIDING_ONLY |
ConstdTieBreak | *CONSTRAINED_TIE-BREAK |
XtraNode | *CONSTRAINED_EXTRA_NODES_NODE *CONSTRAINED_EXTRA_NODES_SET |
TiedNodes | *CONSTRAINED_TIED_NODES_FAILURE |
ConstRigidRbody | *CONSTRAINED_RIGID_BODIES |
Features
- Find Attached (Tied)は、LS-DYNAを使用して定義され、TIED_CONTACTSを通じて接続された、タイド要素をすべて検索します。
- Find Attached (Tied)操作は、表示されている1つ以上の要素またはコンポーネントに対して実行できます。
- 要素の入出力は、次のように次元に基づいて行われます:
-
入力(表示) 出力(結合またはタイド) 1D/3D要素 2D要素 2D要素 1D/3D要素 2D要素 2D要素 注: ContactSpotweldでは、1番目と2番目の使用例が有効です。
使用例
- 使用例1:
- 2つの独立した梁節点が共通のレイヤーに接続されています。
- 結果:
- 画像1の緑のシェルと1Dのビームから開始すると、Find Attached (Tied)操作は次の順序で要素を検出します:図 2.図 3.図 4.図 5.
- 使用例2:
- 2つの1D要素の間の共通の節点。
- 結果:
- 画像1の1Dの梁から開始すると、Find Attached (Tied)操作は次の順序で要素を返します:図 6.図 7.図 8.
注: Find Attached (Tied)オプションは、表示されている要素のみに使用できます。