結合

整列した単点コネクターを結合してラインコネクターにしたり、整列したいくつかのシームラインコネクターを結合して大きなシームラインコネクターにすることができます。

始める前に、Combine Settingsを定義します。
結合したいコネクターをハイライト表示し、右クリックしてコンテキストメニューからCombine > Styleを選択します。
ハイライトされているコネクターでも異なるコネクタータイプなどの場合、結合操作の対象とはみなされません。


図 1.
スポットまたはボルトを結合する場合は、結合されたコネクターラインに元のコネクターの位置が維持されます。結合されたシームコネクターは、元の位置を維持せず、結合されたラインに沿って再配置されます。この機能により、リアライズされたコネクターを結合する際、さまざまなケースでリアライゼーションを保持することができます。リアライズされたシームコネクターを結合する場合、結合されるシームにより新しいリアライゼーションが生じます。この処理はCombine Settingsで制御可能です。
注: コネクターを結合できるのは、リアライゼーションタイプ、リンク定義、および層数が同じ場合のみです。個々の最初のコネクターのパラメータはこれ以上保持できないため、リアライゼーションは最初のリアライゼーションとは異なる可能性があります。リアライズされていないコネクターを結合することをお勧めします。

Combine Settings

コネクターがどのように結合されるかを定義するために使用される設定。

Combine Settingsにアクセスするには、コネクター上を右クリックし、コンテキストメニューからCombine > Combine Settingsを選択します。
表 1.
オプション 説明
Unrealize Spot/Bolt/Seam 最初のコネクターをアンリアライズします。
Combine Angle 連続する3つのコネクター間で許容される最大逸脱角度。

この角度が定義されている角度より小さい場合にのみ、連続する3つのコネクターの結合が可能となります。

これが、結合するには3つ以上のポイントコネクターを選択する必要がある理由です。



図 2.

ループするラインコネクターの作成がサポートされています。



図 3.
Combine Distance ここで指定した最大距離内にある2つの連続するコネクターは結合されます。
Only within one component 同じコンポーネント内に保存されているコネクターのみを結合します。結合されたコネクターは同じコンポーネント内に残ります。

異なるコンポーネントに保存されているコネクターを結合すると、新しい結合コネクターが現在のコンポーネントに作成されます。

下図に、コネクターの結合において問題のある状況を示します。


図 4.