OptiStructコネクタータイプ

サポートするOptiStructコネクタータイプとプロパティスクリプト。

OptiStruct Sealing
head用にRBE3要素、body用にCBUSH要素を作成します。head要素を投影し、隣接するシェル要素の節点に結合します。


図 1.
CFG optistruct 5 sealing
*filter spot
*head
rbe3 1 0
*body 0
spring 6 1	
cfg_optistruct_5_sealing
OptiStruct bush
head用にRBE2要素、body用にCBUSH要素を作成します。head要素を投影し、隣接するシェル要素の節点に結合します。


図 2.
CFG optistruct 6 bush
*filter spot
*head
rigidlink 1 1
*body 0
spring 6 1	
cfg_optistruct_6_bush
OptiStruct rbe3 (load transfer)
body用にRBE3を作成します。従属節点は、x、y、zの自由度が拘束されます。


図 3.
CFG optistruct 31 rbe3 (load transfer)
*filter spot
*style mpc 1
*head
*body 0
rbe3 1 1 dofs=123
OptiStruct clip
body用にRBE2要素を1つ作成します。要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点、更にワッシャー層を形成する節点を結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。


図 4.
CFG optistruct 50 clip
*filter bolt
*style bolt 1
*head
*body 0
rigidlink 1 2
OptiStruct bolt (washer 1) cbar
head用にRBE2要素、body用にCBAR要素を作成します。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点、更にワッシャー層を形成する2列目の節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。


図 5.
CFG optistruct 51 bolt (washer 1) cbar
*filter bolt
*style bolt 0
*head
rigidlink 1 12
*body 0
bar2 1 1
OptiStruct bolt (general)
headおよびbody用にRBE2要素を作成します。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。


図 6.
CFG optistruct 52 bolt (general)
*filter bolt
*style bolt 0
*head
rigidlink 1 1
*body 0
rigid 1 1
OptiStruct bolt (CBAR)
head用にRBE2要素、body用にCBAR要素を作成します。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。


図 7.
CFG optistruct 53 bolt (CBAR)
*filter bolt
*style bolt 0
*head
rigid 1 1
*body 0
bar2 1 1	
cfg_optistruct_53_bolt
OptiStruct bolt (spider)
個々のRBE2要素を複数個作成します。要素を投影し、穴を形成する隣接シェル要素の節点に接続します。RBE2は、ボルト結合の中心ポイントに結合されます。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。


図 8.
CFG optistruct 54 bolt (spider)
*filter bolt
*style bolt 1
*head
*body 0
rigid 1 1	
cfg_optistruct_54_bolt
OptiStruct bolt (washer 2)
headおよびbody用にRBE2要素を作成します。headの結合には個別に2つのRBE2要素があり、1つは内側の節点列に結合され、もう一方はワッシャー層の節点に結合されます。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。


図 9.
CFG optistruct 55 bolt (washer 2)
*filter bolt
*style bolt 0
*head
rigidlink 1 1
rigidlink 1 2
*body 0
rigid 1 1	
cfg_optistruct_55_bolt
OptiStruct bolt (washer 2 alt)
headおよびbody用にRBE2要素を作成します。headの結合には個別に2つのRBE2要素があり、1つは内側の節点列に結合され、もう一方はワッシャー層の節点に結合されます。ワッシャー層の節点を結合するRBE2要素は、ワッシャー層上の他のすべての節点のみを結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。


図 10.
CFG optistruct 56 bolt (washer 2 alt)
*filter bolt
*style bolt 0
*head
rigidlink 1 1
rigidlink 1 3
*body 0
rigid 1 1
OptiStruct bolt (washer 1)
headおよびbody用にRBE2要素を作成します。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点、更にワッシャー層を形成する2列目の節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。


図 11.
CFG optistruct 57 bolt (washer 1)
*filter bolt
*style bolt 0
*head
rigidlink 1 12
*body 0
rigid 1 1	
cfg_optistruct_57_bolt
OptiStruct bolt (washer 1 alt)
headおよびbody用にRBE2要素を作成します。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点、更にワッシャー層を形成する2列目の節点に結合します。headはワッシャー層上の各節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。


図 12.
CFG optistruct 58 bolt (washer 1 alt)
*filter bolt
*style bolt 0
*head
rigidlink 1 13
*body 0
rigid 1 1	
cfg_optistruct_58_bolt_washer1_alt
OptiStruct hinge
headおよびbody用にRBE2要素を作成します。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。従属節点は、x、y、z、およびx、zの回転の自由度が拘束されます。
リアライゼーションは、prop_hinge.tcl1プロパティスクリプトを使用します。


図 13.
CFG optistruct 59 hinge
*filter bolt
*style bolt 0
*head
rigidlink 1 1
*body 0
rigid 1 1 dofs=12356
*post prop_hinge.tcl	
cfg_optistruct_59_hinge
OptiStruct bolt (cylinder rigid)
body用にRBE2要素を、またhead要素を作成します。
円筒タイプのボルトに関しては、Boltパネル内のmesh Independentオプションを参照してください。
リアライゼーションは、prop_cylinder.tcl2プロパティスクリプトを使用します。


図 14.
CFG optistruct 60 bolt (cylinder rigid)
*filter bolt
*style bolt 4
*head
rigidlink 1 1
*body 0
rigid 1 1
*post prop_cylinder.tcl	
cfg_nastran_60_bolt_cylinder_rigid
OptiStruct (cylinder bar)
body用にCBEAM要素を、head用にRBE2要素を作成します。
円筒タイプのボルトに関しては、Boltパネル内のmesh Independentオプションを参照してください。
リアライゼーションは、prop_cylinder.tcl2プロパティスクリプトを使用します。


図 15.
CFG optistruct 61 bolt (cylinder bar)
*filter bolt
*style bolt 4
*head
rigidlink 1 1
*body 0
bar2 2 1
*post prop_cylinder.tcl	
cfg_nastran_61_bolt_cylinder_bar
OptiStruct acm (equivalenced-(T1+T2)/2)
周りのシェル要素と結合するRBE3要素と共にヘキサ要素を作成します。このリアライゼーションは、シェル要素の板厚を使い、シェル要素からのヘキサ要素のオフセットを計算します。モデルが3層結合の場合、 acm (equivalenced-(T1+T2)/2)リアライゼーションがヘキサ要素を結合します。
リアライゼーションは、prop_nastran_acm.tcl3プロパティスクリプトを使用します。


図 16.
CFG optistruct 69 acm (equivalenced-(T1+T2)/2)
*filter spot
*style acm 1
*head
rbe3 1 0
*body 0
hex8 1 1
*post prop_nastran_acm.tcl	
cfg_optistruct_69_acm
OptiStruct acm (detached-(T1+T2)/2)
周りのシェル要素と結合するRBE3要素と共にヘキサ要素を作成します。このリアライゼーションは、シェル要素の板厚を使い、シェル要素からのヘキサ要素のオフセットを計算します。モデルが3層結合の場合、 acm (detached-(T1+T2)/2)リアライゼーションはヘキサ要素とは結合しません。
リアライゼーションは、prop_nastran_acm.tcl3プロパティスクリプトを使用します。


図 17.
CFG optistruct 70 acm (detached-(T1+T2)/2)
*filter spot
*style acm 2
*head
rbe3 1 0
*body 1
hex8 1 1
*post prop_nastran_acm.tcl
OptiStruct acm (shell gap)
周りのシェル要素と結合するRBE3要素と共にヘキサ要素を作成します。このリアライゼーションは、ヘキサのオフセットを計算するのに、シェルの板厚を使用しません。ヘキサを投影しシェル要素に接触させます。
リアライゼーションは、prop_nastran_acm.tcl3プロパティスクリプトを使用します。


図 18.
CFG optistruct 71 acm (shell gap)
*filter spot
*style acm 3
*head
rbe3 1 0
*body 0
hex8 1 1
*post prop_nastran_acm.tcl	
cfg_optistruct_71_acm
OptiStruct acm (shell gap + coating)
このリアライゼーションは、1つのコネクターにつき1つの六面体クラスターを作成し、節点を調整してシェルメッシュをリンクする節点と節点の結合をリアライズします(シェルコーティング)。異なるパターンで作成可能です。パターンは、ヘキサの数によって決まります。外観は、直径とワッシャー層設定に影響されます。


図 19.
CFG optistruct 72 acm (shell gap + coating)
*filter spot
*style acm 4
*body 0
hex8 1 1
OptiStruct pie (rigid spider)
このリアライゼーションは、各リンク用に特定のセグメント数から円状のシェルメッシュを作成し、配置された従属節点の円の中心の独立節点と共に作成された剛体要素にメッシュは適合します。独立節点自体は、追加の剛体要素によって結合されます。
要素数の違いは、異なるパターンを生みます。また、外観は、直径とワッシャー層設定により左右されます。


図 20.
CFG optistruct 73 pie (rigid spider)
*filter spot
*head
rigidlink 1 4
*body 0
rigid 1 1
OptiStruct acm (general)
このリアライゼーションタイプは、いくつかのACM定義を1つの標準の汎用性のあるACM定義に統合します。mid thickness、constant thickness、およびmaintain gapsに加え、異なるヘキサパターンを伴ういくつかのcoats定義が利用できます。
リアライゼーションは、prop_nastran_acm.tcl3プロパティスクリプトを使用します。


図 21.
CFG optistruct 74 acm (general)
*filter spot
*style acm 3
*head
rbe3 1 0 dofs=123
*body 0
hex8 1 1
*post prop_nastran_acm.tcl
OptiStruct penta (mig+L)
このリアライゼーションは、Lapジョイントをサポートし、ボディにPENTA要素を作成します。周りを囲むシェル / ソリッド要素は、投影され、RBE3要素に結合されます。このリアライゼーションは、ジョイントの一方または両方の面上のPENTA要素の作成をサポートし、PENTA作成のためのfitted/equilateralオプションを提供します。


図 22.
CFG optistruct 76 penta (mig + L)
*filter spot
*style mig 1
*head
rbe3 1 0
*body 0
penta6 1 1
OptiStruct penta (mig+T)
このリアライゼーションは、Tジョイントをサポートし、ボディにPENTA要素を作成します。周りを囲むシェル / ソリッド要素は、投影され、RBE3要素に結合されます。このリアライゼーションは、ジョイントの一方または両方の面上のPENTA要素の作成をサポートし、right-angledオプションを提供します。


図 23.
CFG optistruct 77 penta (mig + T)
*filter spot
*style mig 2
*head
rbe3 1 0
*body 0
penta6 1 1
OptiStruct penta (mig+B)
このリアライゼーションは、Buttジョイントをサポートし、ボディにPENTA要素を作成します。周りを囲むシェル / ソリッド要素は、投影され、RBE3要素に結合されます。このリアライゼーションは、ジョイントの一方または両方の面上のPENTA要素の作成をサポートします。このリアライゼーションには、non-normalオプションを有効にする必要があります。


図 24.
CFG optistruct 78 penta (mig + B)
*filter spot
*style mig 3
*head
rbe3 1 0
*body 0
penta6 1 1
OptiStruct cweld (GA-GB PARTPAT)
GA-GB PARTPATによる1dのCWELD要素を作成します。
リアライゼーションは、prop_cweld.tcl4プロパティスクリプトを使用します。


図 25.
CFG optistruct 80 cweld (GA-GB PARTPAT)
*filter spot
*head
*body 0
rod 4 1
*post prop_cweld.tcl	
cfg_optistruct_80_cweld
OptiStruct cweld (GS PARTPAT)
GS PARTPATによる0DのCWELD要素を作成します。
リアライゼーションは、prop_cweld.tcl4プロパティスクリプトを使用します。


図 26.
CFG optistruct 81 cweld (GS PARTPAT)
*filter spot
*head
*body 0
mass 11 0
*post prop_cweld.tcl	
cfg_optistruct_81_cweld
OptiStruct cweld (GA-GB ELPAT)
GA-GB ELPATによる1DのCWELD要素を作成します。
リアライゼーションは、prop_cweld.tcl4プロパティスクリプトを使用します。


図 27.
CFG optistruct 82 cweld (GA-GB ELPAT)
*filter spot
*head
*body 0
rod 4 1
*post prop_cweld.tcl
cfg_optistruct_82_cweld
OptiStruct cweld (GS ELPAT)
GS ELPATによる0DのCWELD要素を作成します。
リアライゼーションは、prop_cweld.tcl4プロパティスクリプトを使用します。


図 28.
CFG optistruct 83 cweld (GS ELPAT)
*filter spot
*head
*body 0
mass 11 0
*post prop_cweld.tcl	
cfg_optistruct_83_cweld
OptiStruct cweld (GA-GB ELEMID)
GA-GB ELEMIDによる1DのCWELD要素を作成します。
リアライゼーションは、prop_cweld.tcl4プロパティスクリプトを使用します。


図 29.
CFG optistruct 84 cweld (GA-GB ELEMID)
*filter spot
*head
*body 0
rod 4 1
*post prop_cweld.tcl	
cfg_optistruct_84_cweld
OptiStruct cweld (GS ELEMID)
GS ELEMIDによる0DのCWELD要素を作成します。
リアライゼーションは、prop_cweld.tcl4プロパティスクリプトを使用します。


図 30.
CFG optistruct 85 cweld (GS ELEMID)
*filter spot
*head
*body 0
mass 11 0
*post prop_cweld.tcl	
cfg_optistruct_85_cweld
OptiStruct cweld (GA-GB GRIDID)
GA-GB GRIDIDによる1DのCWELD要素を作成します。
リアライゼーションは、prop_cweld.tcl4プロパティスクリプトを使用します。


図 31.
CFG optistruct 86 cweld (GA-GB GRIDID)
*filter spot
*head
*body 0
rod 4 1
*post prop_cweld.tcl
OptiStruct cweld (GS GRIDID)
GS GRIDIDによる0DのCWELD要素を作成します。
リアライゼーションは、prop_cweld.tcl4プロパティスクリプトを使用します。


図 32.
CFG optistruct 87 cweld (GS GRIDID)
*filter spot
*head
*body 0
mass 11 0
*post prop_cweld.tcl	
cfg_optistruct_87_cweld
OptiStruct cweld (GA-GB ALIGN)
GA-GB ALIGNによる1DのCWELD要素を作成します。
このリアライゼーションは、プロパティスクリプトも使用します。詳細はprop_cweld.tclを参照してください。
リアライゼーションは、prop_cweld.tcl4プロパティスクリプトを使用します。


図 33.
CFG optistruct 88 cweld (GA-GB ALIGN)
*filter spot
*head
*body 0
rod 4 1
*post prop_cweld.tcl
OptiStruct rbe3-celas1-rbe3
head用にRBE3要素を作成し、body用に長さ0のCELAS1を作成します。head要素を投影し、隣接するシェル要素の節点に結合します。従属節点は、x、y、z、の自由度およびx、y、zの回転自由度が拘束されます。


図 34.
CFG optistruct 89 rbe3-celas1-rbe3
*filter spot
*head
rbe3 1 0 dofs=123456
*body 0
spring 1 0
OptiStruct seam-quad (angled+capped+L)
シームの終端に三角形キャップを持つ四角形要素列を作成します。更に、純粋な四角形要素パターンがシーム要素周囲に作成されます(図中で赤で示されている部分)。これらの要素は通常、シェルリンク内にインプリントされます。シームの実際の形状は、Seamパネル内の特定の属性によって影響を受けます。
このリアライゼーションは、主に重ね溶接に使用されます。
注: quad seamコネクターの向きを次のリアライゼーション時に逆転する場合、Seamパネルのreverse directionチェックボックスを有効にします。


図 35.
CFG optistruct 101 seam-quad (angled+capped+L)
*filter seam
*style quad 4
*head
*body 0
quad4 1 1
OptiStruct seam-quad (angled+capped+T)
シームの終端に三角形キャップを持つ四角形要素列を作成します。更に、純粋な四角形要素パターンがシーム要素周囲に作成されます。これは、図中で赤で示されている部分です。これらの要素は通常、シェルリンク内にインプリントされます。シームの実際の形状は、Seamパネル内の特定の属性によって影響を受けます。
このリアライゼーションは、主に重ね溶接に使用されます。
注: quad seamコネクターの向きを次のリアライゼーション時に逆転する場合、Seamパネルのreverse directionチェックボックスを有効にします。


図 36.
CFG optistruct 102 seam-quad (angled+capped+T)
*filter seam
*style quad 5
*head
*body 0
quad4 1 1
OptiStruct seam-quad (vertical+angled)
2つの四角形要素列を作成します。1つ目は、反対側のシェルリンクに直角、2つ目は最初のものに対して特定の角度に作成されます。更に、純粋な四角形要素パターンがシーム要素周囲に作成されます。これは、図中で赤で示されている部分です。これらの要素は通常、シェルリンク内にインプリントされます。シームの実際の形状は、角度指定によって影響を受けます。
このリアライゼーションは重ね溶接およびT-溶接に使用されます。
注: quad seamコネクターの向きを次のリアライゼーション時に逆転する場合、Seamパネルのreverse directionチェックボックスを有効にします。


図 37.
CFG OptiStruct 103 seam-quad (vertical+angled)
*filter seam
*style quad 1
*head
*body 0
quad4 1 1
OptiStruct seam-quad (angled)
特定の角度において1つの四角形要素列を作成します。角度は、四角形要素列とフリーなエッジから反対側のシェルリンクへの直角投影の間で計測されます。更に、純粋な四角形要素パターンがシーム要素周囲に作成されます。これは、図中で赤で示されている部分です。これらの要素は通常、シェルリンク内にインプリントされます。シームの実際の形状は、角度指定によって影響を受けます。
このリアライゼーションは重ね溶接およびT-溶接に使用されます。
注: quad seamコネクターの向きを次のリアライゼーション時に逆転する場合、Seamパネルのreverse directionチェックボックスを有効にします。


図 38.
CFG OptiStruct 104 seam-quad (angled)
*filter seam
*style quad 2
*head
*body 0
quad4 1 1	
cfg_optistruct_104_seam_quad_angled
OptiStruct penta (mig)
周りのシェル要素と結合するRBE3要素と共にペンタ要素を作成します。このリアライゼーションは、T接合、角度付きT接合、ラップジョイント、突合せジョイントなど、様々な使用ケースをサポートします。


図 39.
CFG OptiStruct 105 penta (mig)
*filter seam
*style continuous 3
*head
rbe3 1 0
*body 0
penta6 1 1	
cfg_optistruct_105_penta
OptiStruct hexa (adhesive)
ボディ用のヘキサ要素の列を作成し、ヘッド用に複数のRBE2/RBE3要素を作成します。head要素を投影し、隣接するシェル要素の節点に結合します。直交投影がある場合、RBE2要素が使用されます。非法線投影のみの場合、RBE3要素が作成されます。ヘキサ要素は、結合しているコンポーネントのシェル要素に接触するよう投影されます。
リアライゼーションは、prop_nastran_acm.tcl3プロパティスクリプトを使用します。
図 40.


CFG OptiStruct 106 hexa (adhesive)
*filter seam
*style continuous 3
*head
rbe3 1 0
rigid 1 0
*body 0
hex8 1 1
OptiStruct cfast_elem (GA-GB)
タイプELEMの1DのCFASTを作成します。
リアライゼーションは、prop_opt_nas_cfast.tcl5プロパティスクリプトを使用します。


図 41.
CFG optistruct 107 cfast_elem (GA-GB)
*filter spot
*head
*body 0
rod 7 1
*post prop_opt_nas_cfast.tcl	
cfg_nastran_107_cfast
OptiStruct cfast_elem (GS)
タイプELEMの0DのCFASTを作成します。
リアライゼーションは、prop_opt_nas_cfast.tcl5プロパティスクリプトを使用します。


図 42.
CFG optistruct 108 cfast_elem (GS)
*filter spot
*head
*body 0
mass 23 0
*post prop_opt_nas_cfast.tcl	
cfg_nastran_108_cfast
OptiStruct cfast_prop (GA-GB)
タイプPROPの1DのCFASTを作成します。
リアライゼーションは、prop_opt_nas_cfast.tcl5プロパティスクリプトを使用します。


図 43.
CFG optistruct 109 cfast_prop (GA-GB)
*filter spot
*head
*body 0
rod 7 1
*post prop_opt_nas_cfast.tcl
OptiStruct cfast_prop (GS)
タイプPROPの0DのCFASTを作成します。
リアライゼーションは、prop_opt_nas_cfast.tcl5プロパティスクリプトを使用します。


図 44.
CFG optistruct 110 cfast_prop (GS)
*filter spot
*head
*body 0
mass 23 0
*post prop_opt_nas_cfast.tcl	
cfg_nastran_110_cfast
OptiStruct HILOCK
既存のRBAR、CBAR、CBUSH要素から構成される1D要素を作成します。外側の拡張は、外側のシェル要素の厚みを表現します。RBAR要素の内側の節点は、シェル要素と結合され、CBAR要素の内側の節点はシェル節点のみと一致します。CBUSHは、適切な結合と対応する節点間に作成されます。外側の各節点は、1つのCBARと1つのRBARを結合します。各HLOCK結合により、 HILOCKの方向と平行なZ軸を持つ独自の座標系が得られます。影響を受けるすべての節点はこの座標系に割り当てられます。この座標系は、CBAR要素のDOF定義、CBUSH要素の剛性、節点拘束のDOFにおいて考慮されます。
このリアライゼーションは、シェル特性と材料(PSHELLまたはPCOMP)、外側節点の確実な位置の計算のために選択されたHILOCK材料、PBUSH要素の剛性を使用します。
リアライゼーションは、prop_opt_nas_hilock.tcl6プロパティスクリプトを使用します。
HiLockリアライゼーションの詳細については、特殊なリアライゼーションタイプを参照してください。


図 45.
CFG optistruct 111 HILOCK
*filter spot
*style fastener 1
*head
*bodyext 0
bar2 1 1
weld 1 1 dofs=1456
*body 0
spring 6 0 dofs=2356
bar2 1 1
weld 1 1 dofs=156
spring 6 0 dofs=2356
*post prop_opt_nas_hilock.tcl	
cfg_optistruct_111_HiLock
OptiStruct clip (washer nodes)
body用にRBE2要素を1つ作成します。要素を、ワッシャー層を構成する節点に投影、接続します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。


図 46.
CFG optistruct 112 clip (washer nodes)
*filter bolt
*style bolt 12
*head
*body 0
rigidlink 1 1
OptiStruct bolt (step hole)
このリアライゼーションは、ボルトのシャフトにCBAR要素を作成し、与えられたボルト / 穴パラメータを基にしたRBE2と共にソリッドの節点に結合します。また、穴を通じて2つのソリッドを結合、または穴とソリッドの止まり穴を通じて2つのソリッドを結合します。
リアライゼーションは、prop_stepboltholes.tcl7プロパティスクリプトを使用します。


図 47.
CFG optistruct 114 bolt (step hole)
*filter bolt
*style bolt 6
*head
rigidlink 1 1
*body 0
bar2 1 1
*post prop_stepboltholes.tcl
OptiStruct bolt (threaded step hole)
穴を通じて2つのソリッドを結合、または穴とソリッドの止まり穴を通じて2つのソリッドを結合します。スレッド長さは、ボルトシャフトモデルに接続された剛体要素(Bar)の寸法を決定するために定義できます。


図 48.
CFG optistruct 115 bolt (threaded step hole)
*filter bolt
*style bolt 7
*head
rigidlink 1 1
*body 0
bar2 1 1
*post prop_stepboltholes.tcl
OptiStruct adhesive-hemmings
このリアライゼーションタイプは、内部シェル周辺で外側シェルを曲げたRoll Hemmingをモデリングするのに使用されます。内部シェルは、外側のシェルの片方の面がHexa Adhensiveで接合され、もう一方の面はRBE2要素と接合されます。定義可能な節点オリエンテーションは、Hexa Adhensiveのどの面が使用されるかを決定します。このシームリアライゼーションタイプは、2つのコンポーネントを含む3つのレイヤーを結合することができます。


図 49.
CFG optistruct 116 adhesive-hemmings
*filter area
*style adhesive 3
*head
rbe3 1 0
*body 1
hex8 1 1
rigid 1 0
*post prop_nastran_acm.tcl
OptiStruct penta continuous (mig+L)
このリアライゼーションは、Lapジョイントをサポートし、ボディにPENTA要素を作成します。周りを囲むシェル / ソリッド要素は、投影され、RBE3要素に結合されます。このリアライゼーションは、ジョイントの一方または両方の面上のPENTA要素の作成をサポートし、PENTA作成のためのfitted/equilateralオプションを提供します。


図 50.
CFG optistruct 117 penta (mig + L)
*filter seam
*style continuous_mig 1
*head
rbe3 1 0
*body 0
penta6 1 1
OptiStruct penta continuous (mig+T)
このリアライゼーションは、Tジョイントをサポートし、ボディにPENTA要素を作成します。周りを囲むシェル / ソリッド要素は、投影され、RBE3要素に結合されます。このリアライゼーションは、ジョイントの一方または両方の面上のPENTA要素の作成をサポートし、right-angledオプションを提供します。


図 51.
CFG optistruct 118 penta (mig + T)
*filter seam
*style continuous_mig 2
*head
rbe3 1 0
*body 0
penta6 1 1
OptiStruct penta continuous (mig+B)
このリアライゼーションは、Buttジョイントをサポートし、ボディにPENTA要素を作成します。周りを囲むシェル / ソリッド要素は、投影され、RBE3要素に結合されます。このリアライゼーションは、ジョイントの一方または両方の面上のPENTA要素の作成をサポートします。


図 52.
CFG optistruct 119 penta (mig + B)
*filter seam
*style continuous_mig 3
*head
rbe3 1 0
*body 0
penta6 1 1
OptiStruct wagonwheel
このリアライゼーションは、ボディにRBE2を作成し、投影して穴のエッジ節点とRBE3 要素と共に結合します。


図 53.
CFG optistruct 120 wagonwheel
*filter bolt
*style bolt 0
*head
rbe3 1 0
*body 0
rigid 1 1	
cfg_nastran_120_wagonwheel
OptiStruct adhesives
ボディ用のヘキサ / ペンタ要素の列を作成し、ヘッド用に複数のRBE2/RBE3要素を作成します。head要素を投影し、隣接するシェル要素の節点に結合します。面コネクターが大きく湾曲している場合、ペンタ要素が作成され、それ以外はヘキサ要素が通常作成されます。直交投影がある場合、RBE2要素が使用されます。非法線投影のみの場合、RBE3要素が作成されます。
リアライゼーションは、prop_nastran_acm.tcl3プロパティスクリプトを使用します。


図 54.
CFG optistruct 121 adhesives
*filter area
*style adhesive 1
*head
rbe3 1 0
rigid 1 0
*body 1
hex8 1 1
penta6 1 1
*post prop_nastran_acm.tcl	
cfg_optistruct_121_adhesives_t1t22
OptiStruct hemming
body用にRBE3を作成、head要素に投影し、シェル要素に隣接する節点と結合します。


図 55.
CFG OptiStruct 122 hemming
*filter area
*style adhesive 1
*head
*body 0
rbe3 1 1	
cfg_optistruct_122_hemming
OptiStruct CGAP(G)
このリアライゼーションは、CGAP要素をボディに作成し、投影して隣接するシェル / ソリッド節点と結合します。


図 56.
CFG optistruct 123 CGAP(G)
*filter spot
*head
*body 0
gap 1 1
*post prop_opti_gap.tcl
リアライゼーションは、prop_opti_gap.tclプロパティスクリプトを使用します。
OptiStruct bolt (collapse rigid)
このリアライゼーションは、body用にRBE2要素を1つ作成します。要素を投影し、穴を形成するシェル / ソリッド要素に隣接する節点に結合します。


図 57.
CFG optistruct 124 bolt (collapse Rigid)
*filter bolt
*style bolt 14
*head
*body 0
rigidlink 1 12
OptiStruct seam-quad LTB
T-weld、Lap-weld、およびButt-weldを同時に処理およびリアライズします。溶接タイプは、互いのリンクの向きに基づいて、自動的に識別されます。
すべての熱の影響をうける領域(HAZ)の寸法およびプロパティは、個別に定義できます。
四角形溶接要素とHAZ要素の法線方向は制御できます。
T-weldとButt-weldに対して、逆側のリンクから正確な距離だけエッジを移動するように、エッジの処理を定義できます。
詳細については、seam-quad LTBをご参照ください。


図 58. T-Weld


図 59. Lap-Weld


図 60. Butt-Weld
 
CFG optistruct 128 seam-quad LTB
*filter seam
*style quad 7
*head
*body 0
quad4 1 1
OptiStruct seam-rigid LTB
T-weld、Lap-weld、およびButt-weldを同時に処理およびリアライズします。溶接タイプは、互いのリンクの向きに基づいて、自動的に識別されます。
すべての熱の影響をうける領域(HAZ)の寸法およびプロパティは、個別に定義できます。
T-weldとButt-weldに対して、逆側のリンクから正確な距離だけエッジを移動するように、エッジの処理を定義できます。
詳細については、seam-rigid LTBをご参照ください。


図 61. T-Weld


図 62. Lap-Weld


図 63. Butt-Weld
 
CFG optistruct 129 seam-rigid LTB
*filter seam
*style rigid 1
*head
*body 0
rigid 1 1
OptiStruct hexa (adhesive - shell gap)
このリアライゼーションは、HEXA要素をボディに作成します。HEXA要素は、投影し、これらに接続する隣接シェル / ソリッド要素に結合します。
リアライゼーションは、prop_opt_tie_contacts.tcl9ポストスクリプトを使用します。


図 64.
CFG optistruct 138 hexa (adhesive - shell gap)
*filter seam
*style continuous 2
*head
*body 0
hex8 1 1
*post prop_opt_tie_contacts.tcl
OptiStruct hexa (spot tie)
Tie Contact定義を使用してシェル要素やソリッド要素を結合するため、これらの要素の間にヘキサ要素を作成します。ヘキサ要素の節点は投影され、シェル要素やソリッド要素のフェイスに接触します。リアライゼーションの際、デフォルトのTie Contact、参照するメインおよびセカンダリセットが作成されます。別に定義されていない限り、ヘキサにはデフォルトのプロパティおよび材料が割り当てられ、そのプロパティと同じ名前ベースのコンポーネントに編成されます。
デフォルトのTie Contactおよび材料パラメータは、次のパスの下のファイルで変更できます:..\Altair\2021\hm\scripts\connectors\Hexa_Tie\optistruct\
注: ID、名前、およびカードタイプは変更できません。


図 65.
CFG optistruct 152 hexa (spot tie)
*filter spot
*style spot_tie 1
*head
*body 0
hex8 1 1
OptiStruct cbush (spot tie)
Tie Contact定義を使用してシェル要素やソリッド要素を結合するため、これらの要素の間にブッシュ(CBUSH)要素を作成します。ブッシュ要素の節点は投影され、シェル要素やソリッド要素のフェイスに接触します。リアライゼーションの際、デフォルトのTie Contact、参照するメインおよびセカンダリセットが作成されます。別に定義されていない限り、ブッシュにはデフォルトのプロパティが割り当てられ、そのプロパティと同じ名前ベースのコンポーネントに編成されます。特定のブッシュ座標系が定義されていない場合、ブッシュ要素はベクトルx1、x2、およびそれに垂直なx3で定義されます。
デフォルトのTie Contactおよび材料パラメータは、次のパスの下のファイルで変更できます:..\Altair\2021\hm\scripts\connectors\Bush_Tie\optistruct\
注: ID、名前、およびカードタイプは変更できません。


図 66.
CFG optistruct 153 cbush (spot tie)
*filter spot
*style spot_tie 2
*head
*body 0
spring 6 1
OptiStruct hexa (seam tie)
Tie Contact定義を使用してシェル要素やソリッド要素を結合するため、これらの要素の間にヘキサ要素を作成します。ヘキサ要素の節点は投影され、シェル要素やソリッド要素のフェイスに接触します。リアライゼーションの際、デフォルトのTie Contact、参照するメインおよびセカンダリセットが作成されます。別に定義されていない限り、ヘキサにはデフォルトのプロパティおよび材料が割り当てられ、そのプロパティと同じ名前ベースのコンポーネントに編成されます。
デフォルトのTie Contactおよび材料パラメータは、次のパスの下のファイルで変更できます:..\Altair\2021\hm\scripts\connectors\Hexa_Tie\optistruct\
注: ID、名前、およびカードタイプは変更できません。


図 67.
CFG optistruct 154 hexa (seam tie)
*filter seam
*style seam_tie 1
*head
*body 0
hex8 1 1
OptiStruct hexa (area tie)
Tie Contact定義を使用してシェル要素やソリッド要素を結合するため、これらの要素の間にヘキサ要素を作成します。ヘキサ要素の節点は投影され、シェル要素やソリッド要素のフェイスに接触します。リアライゼーションの際、デフォルトのTie Contact、参照するメインおよびセカンダリセットが作成されます。別に定義されていない限り、ヘキサにはデフォルトのプロパティおよび材料が割り当てられ、そのプロパティと同じ名前ベースのコンポーネントに編成されます。
デフォルトのTie Contactおよび材料パラメータは、次のパスの下のファイルで変更できます:..\Altair\2021\hm\scripts\connectors\Hexa_Tie\optistruct\
注: ID、名前、およびカードタイプは変更できません。


図 68.
CFG optistruct 155 hexa (area tie)
*filter area
*style area_tie 1
*head
*body 0
hex8 1 1
OptiStruct cbush (rigid)
剛体(RBE3)要素を使用してシェル要素やソリッド要素を結合するため、これらの要素の間にブッシュ(CBUSH)要素を作成します。ブッシュ要素の節点は投影され、シェル要素やソリッド要素のフェイスに接触します。別に定義されていない限り、ブッシュにはデフォルトのプロパティが割り当てられ、そのプロパティと同じ名前ベースのコンポーネントに編成されます。特定のブッシュ座標系が定義されていない場合、ブッシュ要素はベクトルx1、x2、およびそれに垂直なx3で定義されます。
デフォルトのプロパティパラメータは、次のパスの下のファイルで変更できます:..\Altair\2021\hm\scripts\connectors\Bush_Rigid\optistruct\
注: ID、名前、およびカードタイプは変更できません。


図 69.
CFG optistruct 156 cbush (rigid)
*filter spot
*style bush_rigid 1
*head
rbe3 1 0
*body 0
spring 6 1	
os_ns_bush_rigid

Rigid Boltリアライゼーションにおける特殊節点の自動排除

HyperMeshは、特殊な節点を、ボルトリアライゼーション中に作成されるすべての剛体の潜在的セカンダリ節点として、たとえ仮想円筒内にあったとしても自動的に排除されます。結合に参照される節点は特殊な節点と見なされます。

Property Script(プロパティスクリプト)

  1. prop_hinge.tcl

    このスクリプトは、boltsパネルのHINGE– custom config weldsの作成時に呼ばれます。コネクターのBoltパネル(例“Single System”、”1- System per layer”、2- Systems per layerなど)でSystemsオプションがオンの場合、スクリプトがタスクを実行します。

    このスクリプトによって、リアライゼーションプロセス中に作成される各Bolt(Hinge)の溶接要素節点にreferenceとanalysis座標系IDを割り当てます。

  2. prop_cylinder.tcl
    Boltパネル(AbaqusNastranOptiStruct)でbolt (cylinder rigid)およびbolt (cylinder bar)を作成する際に使用されます。リアライズされたボルト要素は、 ボルト情報である*HEADや*BODY に基づいて適切なコンポーネント内に収められます。
    • Rigid_M<diameter> という名前のコレクターが作成されます。このコンポーネントは、剛体ヘッド要素および剛体ボディ要素を含みます(存在する場合)。
    • Beam_M<diameter> という名前のコレクターが作成されます。このコンポーネントは、すべてのbar2ヘッド要素(存在する場合)を含みます。更に、このコンポーネントには、プロパティをBeam_Mがアサインされます (*BEAMSECTIONまたはPBEAM)。
  3. prop_nastran_acm.tcl
    このスクリプトは、NastranおよびOptiStructユーザープロファイルで、以下のコンフィグレーションを作成する際に使用されます:
    • Spotパネルでのacm – equivalence/detached –(T1+T2)/2およびカスタム設定によるshell gap
    • Seamパネルのseam hexa adhesiveおよびseam hexa (RBE2-RBE3)
    • AreaパネルのArea adhesives
    このスクリプトは、以下の事を行います:
    • リアライゼーションプロセス中に作成されたSolid Hexaによる溶接要素をsolid_spot_acm_detached、solid_seam_hexa_adhesive_shell_gap、またはsolid_area_hexa_adhesive_shell_gapなどの名称のついたコンポーネントに保存します。コンポーネントおよび接合された*HEADタイプとして作成されたRBEをrbe3_spot_acm_detached、rbe3_seam_hexa_adhesive、rbe3_area_hexa_adhesiveなどのコンポーネントに保存します。
    • このスクリプトはまた、solid_spot_acm_detached、solid_seam_hexa_adhesive_shell_gap、solid_area_hexa_adhesive_shell_gapなどの名称のプロパティコレクターを作成します。
      • これらのプロパティコレクターは、PSOLIDカードに割り当てられ、Solid Hexa溶接要素が含まれる上記のコンポーネントから参照されます。
    • 更に、このスクリプトは、ほぼ0となっているRBE3の重みを更新します。これは、0.0に近い重み係数は、NastranとOptiStructソルバーが誤った結果を作成する可能性があるためです。
    注: コンポーネントとプロパティは、すでに存在しない場合にのみ新たに作成され、存在する場合は既存のものが使用されます。この理由から、コンポーネントとプロパティは常に同じ命名規則に従って作成されるわけではなく、既存のものがそのまま使用されることがあります。
    また、mid-thicknessオプションと共にリアライゼーションされた場合、名称には、mid-thicknessを意味する文字列が含まれます。たとえば、mid-thicknessオプションを使用してhexa (RBE2-RBE3) を作成した場合:
    • ソリッド要素は、solid_seam_ hexa_RBE2_RBE3_mid_thickという名前のコンポーネントに保存
    • RBE3要素は、rbe3_seam_ hexa_RBE2_RBE3_mid_thickという名前のコンポーネントに保存
    • RBE2要素は、rbe2_seam_ hexa_RBE2_RBE3_mid_thickという名前のコンポーネントに保存
    • プロパティは、solid_seam_ hexa_RBE2_RBE3_mid_thickという名前で作成
    • 材料は、solid_seam_ hexa_RBE2_RBE3_mid_thickという名前で作成
  4. prop_cweld.tcl
    このスクリプトは、SpotパネルのすべてのCWELD GA-GBとGS–カスタム設定溶接の作成時に呼び出されます。これには、PARTPAT、ELPAT、ELEMID、GRIDID、ALIGNなどが含まれます。これは、以下のタスクを行います。
    • リアライゼーションプロセス中に作成されるCWELD溶接要素に、PARTPAT、ELPAT、ELEMID、GRIDIDまたはALIGNタイプのロッド要素[GA-GB] または質量要素 [GS] のいずれかの属性を割り当てます。
    • prop_<id>という名前のプロパティコレクターと、それに割り当てられたPWELDカードを作成します。このプロパティは、リアライゼーション中に作成されたCWELD要素が参照します。
    • また、このスクリプトは、CWELDカードの溶接半径の値を更新します。直径の値は、Spotパネルでのユーザー定義、あるいはdvst(diameter versus thickness) ファイルによって決まります。
    注: このスクリプトは、NastranまたはOptiStructユーザープロファイル設定時、CWELD GA-GBとGS–カスタム設定溶接、およびshell gapカスタム設定溶接の作成時に呼び出されます。
  5. prop_opt_nas_cfast.tcl
    このスクリプトは、SpotパネルのすべてのCFAST GA-GBとGS–カスタム設定溶接の作成時に呼び出されます。これらには、ELEMとPROPが含まれます。これは、以下のタスクを行います。
    • リアライゼーションプロセス中に作成されるCFAST溶接要素に、ELEMまたはPROPタイプのロッド要素[GA-GB]または質量要素 [GS] のいずれかの属性を割り当てます。
    • PFAST_<diameter>という名前でプロパティコレクターを作成し、PFASTカードを割り当てます。このプロパティは、リアライゼーション中に作成されたCFAST要素が参照します。
    • また、このスクリプトは、CFASTカードの溶接直径の値を更新します。直径の値は、Spotパネルでのユーザー定義、あるいはdvst(diameter versus thickness) ファイルによって決まります。
    注: このスクリプトは、NastranまたはOptiStructユーザープロファイル設定時に、CFAST GA-GBとGS–カスタム設定溶接のために呼ばれます。
  6. prop_opt_nas_hilock.tcl

    このスクリプトは、NastranまたはOptiStructユーザープロファイル設定時のSpotパネルでHILOCKカスタム設定溶接を作成する際に使用されます。

    このスクリプトは、以下の事を行います:
    • リアライゼーションプロセス中にリアライズされた1D溶接要素(RBAR、CBAR、CBUSH)をHiLockコンポーネントに保存します。
    • このスクリプトは、以下のプロパティコレクターを作成します:
      • HiLock_PBAR_<diameter>:このプロパティコレクターは、関連するPBARカードと共に作成されます。RBAR要素はこのプロパティを参照します。属性は、リアライゼーション中にSpotパネルで使用される直径に応じて計算されます。
      • HiLock_PBUSH_<translational stiffness>_<rotational stiffness>:これらのプロパティコレクターはPBUSHを割り当てて作成されます。CBUSH要素はこのプロパティを参照します。属性は、選択されたHILOCK材料、プロパティ、および結合されたシェルの材料に基づき計算されます(PSHELLまたはPCOMP)。
    • このスクリプトは、以下の荷重コレクターを作成します:
      HiLock_SPC6
      この荷重コレクターが作成され、それぞれのHiLockで作成されたSPCはこのコレクターに移動されます。
    • このスクリプトは、以下の座標系コレクターを作成します:
      HiLock
      この座標系コレクターが作成され、リアライゼーション中に作成された座標系はこのコレクターに移動されます。このコレクターがすでに存在する場合、新規に作成されたすべての座標系は同じコレクターに移動されます。
    • HiLock材料が選択されていない場合、デフォルトの材料が作成されます。
      HiLock_MAT1
      この材料は、PBARカードに割り当てられ、インストレーションディレクトリの下の以下のフォルダから探すことができます。[hm_scripts_dir]/connectors/HiLock_Mats.
      定義済みの値:
      • set E 1.8e+07
      • set G 4.7e+04
      • set NU 0.330
      • set RHO 8.9e-09
      • set A 1.7e-05.
    注: このスクリプトは、CFG Nastran 111 HILOCKまたはCFG OptiStruct 111 HILOCKリアライゼーションが使用される際に呼び出されます。
  7. prop_stepboltholes.tcl
    このスクリプトは、以下の事を行います:
    • CBAR要素をHM_Bolt_CBARという名前のコンポーネントに保存します。
    • RBE2要素をHM_Bolt_RBE2という名前のコンポーネントに保存します。
    • プロパティをHM_PBARという名前で作成し、PBARカードイメージに割り当てます。
    注: 新規コンポーネントとプロパティは、同じ名前の既存のコンポーネントとプロパティが存在しなければ作成されます。存在する場合は既存のものがそのまま使用されます。
  8. 2021
    このスクリプトは、以下の事を行います:
    • CGAP要素をRealize2001という名前のコンポーネントに保存します。
    • プロパティをPGapPropという名前で作成し、PGAPカードイメージに割り当てます。
    注: 新規コンポーネントとプロパティは、同じ名前の既存のコンポーネントとプロパティが存在しなければ作成されます。存在する場合は既存のものがそのまま使用されます。
  9. prop_opt_tie_contacts.tcl
    このスクリプトは、以下の事を行います:
    • TIEインターフェース(グループ)をADHESIVE_HEXA_TIE_CONTACT_PID _#という名前で作成し、カードイメージTIEを作成します。グループは、独立 / 従属リンクのメインセットと節点のセカンダリセットを参照します(#はリンクコンポーネントのID)。
    • リンクコンポーネント要素をADHESIVE_HEXA_MAIN_PART_SET_PID_#とカードイメージSET_ELEMのセットに編成します。セットは、上記インターフェースグループによって参照されます(#はリンクコンポーネントのID)。
    • リンク上のソリッドの節点をADHESIVE_HEXA_SECONDARY_NODE_SET_PID _#とカードイメージSET_GRIDという名前のセットに編成します。セットは、上記インターフェースグループによって参照されます(#はリンクコンポーネントのID)。
    • ADHESIVE_HEXA_COMP_PID _#_# という名前のコンポーネントをコネクターSOLID要素のために作成します(#はリンクコンポーネントのID)。
    • ADHESIVE_HEXA_PROP_PID_ #_# と言う名前のプロパティとPSOLIDカードイメージを作成し、これらを対応するSOLIDコンポーネントに割り当てます(#はリンクコンポーネントのID)。
    • ADHESIVE_HEXA_PROP_PID_ #_# と言う名前の材料とMAT1カードイメージを作成し、これらを対応するSOLIDコプロパティに割り当てます(#はリンクコンポーネントのID)。