OptiStruct非構造質量コネクター(NSM)
定義、作成、リアライゼーション:
HyperWorks Desktopは、OptiStruct用の非構造質量をグループエンティティとして、NSM1またはNSML1カードイメージを割り当てることで定義します。一般的にコネクターはリアライゼーション中に特定の要素構造を作成しますが、NSMコネクターは要素を一切作成しません。代わりに、各非構造質量コネクターは、適切なNSM1またはNSML1カードが割り当てられます。
NSMコネクターリアライゼーションによって作成されたグループは、現在のインクルード内にnsm_group_<CE_ID>.nsm_group_<CE_ID>という名称で作成されます。新規コンポーネントCE_Mass_inc_<include name>が作成されます。これには、インクルード内のすべてのコネクター情報が含まれます。各インクルードは、各々のCE_Mass_inc_<include name>コンポーネントを持つことになり、このとき、異なるインクルード内に同じ名前のコンポーネントがすでに存在する場合は警告メッセージが表示されます。これにより、nsmコネクターのリアライズ、アンリアライズがオリジナルのインクルード内に有限要素データを保持することが可能になります。
アサインされるNSMソルバーカードはPROPERTYまたはELEMENTタイプのいずれかです。これは、パネル上で定義するNSMエンティティのtype属性に依存します。作成中に使用された属性はコネクターに書き込まれ、リアライゼーション時に再度使用されます。
Absorption
Absorptionは、PSHELL、PCOMP、PBAR、PBARL、PBEAM、PBEAML、PBCOMP、PRODなどのすべての異なるタイプに利用できます。
- 特定グループへの参照
- 適切なNSMソルバーカード内の集中質量値
- すべての要素はNSMソルバーカード内に表示されます。これらの要素はコネクターリンクとして定義されます。可能な場合、個々の要素はコンポーネントリンクに凝縮されます。