PAM-CRASH 2Gコネクタータイプ
サポートするPAM-CRASH 2Gコネクタータイプとプロパティスクリプト。
コネクタータイプ
- PAM-CRASH 2G plink (connector position)
- PLINK要素を作成します。コネクター位置にPLINKが作成されます。
- PAM-CRASH 2G plink (middle of the gap)
- PLINK要素を作成します。2つのコンポーネント間の中間位置にPLINKが作成され、コネクター位置からオフセットされます。
- PAM-CRASH 2G bolt (spider)
- RBODY要素を作成します。body要素を投影、隣接するシェル要素の節点に結合します。
図 3.CFG pamcrash2g 54 bolt (spider) *filter bolt *style bolt 1 *head *body 0 rigidlink 1 1
- PAM-CRASH 2G link
- LLINK要素を作成します。ラインコネクターと共にLLINK要素が作成されます。
図 4.CFG pamcrash2g 55 llink *filter seam *style parallel 1 *head *body 0 rod 5 1 *post prop_llink.tcl
- PAM-CRASH 2G adhesives(contact)
- このリアライゼーションは、HEXAとPENTA要素をボディに作成します。HEXAとPENTA要素は、投影し、これらに接続する隣接シェル / ソリッド要素に結合します。
- PAM-CRASH 2G hexa (adhesive-shell gap)
- ボディ用にヘキサ要素列を作成します。ヘキサ要素は、結合しているコンポーネントの要素に接触するよう投影されます。
- PAM-CRASH 2G hexa (adhesive)
- ボディ用のヘキサ要素の列を作成し、ヘッド用に複数のRBE2/RBE3要素を作成します。head要素を投影し、隣接する要素の節点に結合します。直交投影がある場合、RBE2要素が作成されます。非法線投影のみの場合、RBE3要素が作成されます。ヘキサ要素は、結合しているコンポーネントの要素に接触するよう投影されます。
図 7.CFG pamcrash2g 58 hexa (adhesive) *filter seam *style continuous 3 *head rbe3 1 0 rigid 1 0 *body 0 hex8 1 1
- PAM-CRASH 2G hexa (tapered T)
- tケースに使用されることを想定しています。サイズと正確な位置は板厚に依存して決まります。あるいは、正確な寸法と位置パラメータが与えられます。
図 8.CFG pamcrash2g 105 hexa (tapered T) *filter seam *style continuous 6 *head *body 0 hex8 1 1
Property Script(プロパティスクリプト)
- prop_plink.tcl
このスクリプトは、PAM-CRASH 2Gユーザーインターフェース内で、SpotパネルkaraPLINK– カスタム設定溶接を作成する際に呼び出されます。
このスクリプトは、以下の事を行います:- リアライゼーションプロセス中に作成されたPLINK溶接要素をC_PLINK_PSCRIPT_<id1_id2>コンポーネントに保存し、PART_LINKカードイメージをそれに割り当てます。ここで、id1とid2は、コネクターが含まれるリンクコンポーネントのIDが入ります。
- M_PLINK_PSCRIPT_<id1_id2>材料コレクターを作成し、MAT_LINKカードイメージを割り当てます。この材料コレクターは、作成されたPLINK溶接要素を含むコンポーネントから参照されます。
- 作成された材料/プロパティカードの属性をいくつか更新します。
- prop_pam_rad_adhesives.tclこのスクリプトは、以下の事を行います:
- 独立 / 従属リンクのメインセットと節点のセカンダリセットを参照するTYPE2 インターフェース(グループ)をADHESIVES_CONTACTS_PID_=_#という名前で作成します(#はリンクのID)。
- リンクエンティティ(コンポーネントなど)をインターフェースグループに参照されるMASTER_PART_SET_PIDという名前のセットに保存します。
- リンク上のソリッドの節点をインターフェースグループに参照されるSLAVE_NODE_SET_PID_=_#という名前のセットに保存します(#はリンクエンティティのID)。
- プロパティAdhesive_Solid_Propertyという名前で作成、割り当てし、ソリッドコンポーネントのためのカードイメージP43_CONNECTを作成し、割り当てます。
- 材料をAdhesive_Solid_Materialという名前で作成、割り当てし、ソリッドコンポーネントのためのカードイメージM59_CONNECTを作成し、割り当てます。
- Failure ModelをFailure_CONNECT_#という名前で作成し、FAIL_CONNECTカードイメージを作成します。材料定義には、カーブAdhesive_Solid_Material_YsvsNormalElongとAdhesive_Solid_Material_YsvsTangentialElongが必要です。
注: RadiossのBlock100より前のバージョン(Block51およびBlock90)には、よりシンプルな、P14_SOLIDカードイメージによるプロパティ定義とM1_ELASカードイメージによる材料定義が作成されます。 - prop_acm_adhesives.tclこのスクリプトは、以下の事を行います:
- HEXA要素と節点をADHESIVES_#_@(#は独立リンクのID、 @は従属リンクのエンティティID)という名前のコンポーネントに保存します。
- 独立 / 従属リンクのメインセットと節点のセカンダリセットを参照するグループをADHESIVES_CONTACTS_PID_=_#という名前で作成します(#はリンクのID)。
- リンクエンティティ(コンポーネントなど)を、MASTER_PART_SET_PID_=_#_partsという名前のセットに保存します。このセットは、リンクグループに参照されるセットMASTER_PART_SET_PID_=_#によって参照されるものです(#はリンクエンティティのID)。
- リンク上のソリッドの節点をリンクグループに参照されるSLAVE_NODE_SET_PID_=_#_nodesという名前のセットに保存します。リンクグループに参照されるセットSLAVE_NODE_SET_PID_=_#によって参照されるものです(#はリンクエンティティのID)。
注: 従属リンクの節点セットの名前はSLAVE NODE SET PID_=_#_nodesとSLAVE NODE SET PID_=_#です。