Abaqusコネクタータイプ
サポートするAbaqusコネクタータイプとプロパティスクリプト。
コネクタータイプ
- Abaqus Fastener
- CONN3D2要素を作成します。
- Abaqus acm (equivalenced-(T1+T2)/2)
- 周りのシェル要素と結合するDCOUP3D要素と共にヘキサ要素を作成します。このリアライゼーションは、シェル要素の板厚を使い、シェル要素からのヘキサ要素のオフセットを計算します。モデルが3層結合の場合、 acm (equivalenced-(T1+T2)/2)リアライゼーションがヘキサ要素を結合します。
- Abaqus sealing
- head用にDCOUP3D要素、body用に要素を作成します。head要素を投影し、隣接するシェル要素の節点に結合します。
図 3.CFG abaqus 5 sealing *filter spot *head rbe3 1 0 *body 0 rod 13 1
- Abaqus bush
- head用にKINCOUP 要素、body用に要素を作成します。head要素を投影し、隣接するシェル要素の節点に結合します。
図 4.CFG abaqus 6 bush *filter spot *head rigidlink 1 1 *body 0 rod 13 1
- Abaqus bolt (b31)
- head用にKINCOUP 要素、body用にB31要素を作成します。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点、更にワッシャー層を形成する2列目の節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。
- Abaqus hinge (b31)
- head用にKINCOUP 要素、body用にB31要素を作成します。xの回転自由度は、拘束されます。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点、更にワッシャー層を形成する2列目の節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。
- Abaqus Adhesives
- body用のヘキサ/ペンタ要素の列を作成し、head用に複数のDCOUP3D/KINCOUP要素を作成します。head要素を投影し、隣接するシェル要素の節点に結合します。直交投影がある場合、KINCOUP要素が使用されます。非法線投影のみの場合、DCOUP3Dが作成されます。ヘキサおよびペンタ要素のサイズ(thickness)は、指定されたオプション、shell gap、 (T1+T2)/2、mid thickness、const. thickness、maintain gapのいずれかに依存します。注: hexa要素の実際の位置は、consider shell thickness and offset for hexa positioningオプションの影響も受けます。詳細については、Eexa AdhesivesとACMSにおける要素の配置方法を参照してください。
- Abaqus rbe3 (load transfer)
- body用にDCOUP3Dを作成します。従属節点は、x、y、z軸の自由度が拘束されます。
図 8.CFG abaqus 31 rbe3 (load transfer) *filter spot *style mpc 1 *head *body 0 rbe3 1 1 dofs=123 cfg_abaqus_31_rbe3
- Abaqus clip
- KINCOUP要素を作成します。要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点、更にワッシャー層を形成する節点を結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。
図 9.CFG abaqus 50 clip *filter bolt *style bolt 1 *head *body 0 rigidlink 1 2
- Abaqus bolt (washer 1) cbar
- head用にKINCOUP 要素、body用にB31要素を作成します。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点、更にワッシャー層を形成する2列目の節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。
図 10.CFG abaqus 51 bolt (washer 1) cbar *filter bolt *style bolt 0 *head rigidlink 1 12 *body 0 bar2 9 1
- Abaqus bolt (spider)
- KINCOUP要素を作成し、それを投影して穴を形成する要素に隣接する節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。
図 11.CFG abaqus 54 bolt (spider) *filter bolt *style bolt 1 *head *body 0 rigidlink 1 1
- Abaqus bolt (washer 2)
- headおよびbody用にKINCOUP要素を作成します。headの結合には2つのKINCOUP要素があり、1つは内側の節点列に結合され、もう一方はワッシャー層の節点に結合されます。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。
図 12.CFG abaqus 55 bolt (washer 2) *filter bolt *style bolt 0 *head rigidlink 1 1 rigidlink 1 2 *body 0 rigid 1 1 cfg_abaqus_55_bolt_washer2
- Abaqus bolt (washer 2 alt)
- headおよびbody用にKINCOUP要素を作成します。headの結合には2つのKINCOUP要素があり、1つは内側の節点列に結合され、もう一方はワッシャー層の節点に結合されます。ワッシャー層の節点を結合するKINCOUP head要素は、ワッシャー層上の他のすべての節点のみを結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。
図 13.CFG abaqus 56 bolt (washer 2 alt) *filter bolt *style bolt 0 *head rigidlink 1 1 rigidlink 1 3 *body 0 rigid 1 1
- Abaqus bolt (washer 1)
- headおよびbody用にKINCOUP要素を作成します。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点、更にワッシャー層を形成する2列目の節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。
図 14.CFG abaqus 57 bolt (washer 1) *filter bolt *style bolt 0 *head rigidlink 1 12 *body 0 rigid 1 1 cfg_abaqus_57_bolt_washer1
- Abaqus bolt (washer 1 alt)
- headおよびbody用にKINCOUP要素を作成します。head要素を投影し、穴を形成するシェル要素に隣接する節点、更にワッシャー層を形成する2列目の節点に結合します。headはワッシャー層上の各節点に結合します。コネクターは穴のエッジ、穴の中心、その中間、穴またはワッシャー層を形成する2列目に配置できます。
図 15.CFG abaqus 58 bolt (washer 1 alt) *filter bolt *style bolt 0 *head rigidlink 1 13 *body 0 rigid 1 1
- Abaqus bolt (cylinder bolt)
- body用にKINCOUP要素を、またhead要素を作成します。
- Abaqus bolt (cylinder bar)
- body用にB31要素を、head用にKINCOUP要素を作成します。
- Abaqus acm (detached-(T1+T2)/2)
- 周りのシェル要素と結合するDCOUP3D要素と共にヘキサ要素を作成します。このリアライゼーションは、シェル要素の板厚を使い、シェル要素からのヘキサ要素のオフセットを計算します。モデルが3層結合の場合、 acm (detached-(T1+T2)/2)リアライゼーションはヘキサ要素とは結合しません。
- Abaqus acm (shell gap)
- 周りのシェル要素と結合するDCOUP3D要素と共にヘキサ要素を作成します。このリアライゼーションは、ヘキサのオフセットを計算するのに、シェルの板厚を使用しません。ヘキサを投影しシェル要素に接触させます。
- Abaqus acm (shell gap + coating)
- 1つのコネクターにつき1つの六面体クラスターを作成し、節点を調整してシェルメッシュをリンクする節点と節点の結合をリアライズします(シェルコーティング)。異なるパターンで作成可能です。パターンは、ヘキサの数によって決まります。外観は、直径とワッシャー層設定に影響されます。
図 20.CFG abaqus 72 acm (shell gap + coating) *filter spot *style acm 4 *body 0 hex8 1 1 acm_shellgap_coating_2
- Abaqus acm (general)
- いくつかのACM定義を1つの標準の汎用性のあるACM定義に統合します。mid thickness、constant thickness、およびmaintain gapsに加え、異なるヘキサパターンを伴ういくつかのcoats定義が利用できます。
- Abaqus seam-quad (angled+capped+L)
- シームの終端に三角形キャップを持つ四角形要素列を作成します。更に、純粋な四角形要素パターンがシーム要素周囲に作成されます。これは、図中で赤で示されている部分です。これらの要素は通常、シェルリンク内にインプリントされます。シームの実際の形状は、Seamパネル内の特定の属性によって影響を受けます。
- Abaqus seam-quad (angled+capped+T)
- シームの終端に三角形キャップを持つ四角形要素列を作成します。更に、純粋な四角形要素パターンがシーム要素周囲に作成されます。これは、図中で赤で示されている部分です。これらの要素は通常、シェルリンク内にインプリントされます。シームの実際の形状は、Seamパネル内の特定の属性によって影響を受けます。
- Abaqus seam-quad (vertical+angled)
- 概要:2つの四角形要素列を作成します。1つ目は、反対側のシェルリンクに直角、2つ目は最初のものに対して特定の角度に作成されます。更に、純粋な四角形要素パターンがシーム要素周囲に作成されます。これは、図中で赤で示されている部分です。これらの要素は通常、シェルリンク内にインプリントされます。シームの実際の形状は、角度指定によって影響を受けます。
- Abaqus seam-quad (angled)
- 特定の角度において1つの四角形要素列を作成します。角度は、四角形要素列とフリーなエッジから反対側のシェルリンクへの直角投影の間で計測されます。更に、純粋な四角形要素パターンがシーム要素周囲に作成されます。これは、図中で赤で示されている部分です。これらの要素は通常、シェルリンク内にインプリントされます。シームの実際の形状は、角度指定によって影響を受けます。
- Abaqus Mastic
- ボディにSPRING要素を作成し、投影して隣接するシェル / ソリッド要素にDCOUP3D要素と共に結合します。
- Abaqus hexa (adhesive)
- ボディ用のヘキサ要素の列を作成し、ヘッド用に複数のDCOUP3D要素を作成します。head要素を投影し、隣接するシェル / ソリッド要素の節点に結合します。ヘキサ要素は、結合しているコンポーネントのシェル / ソリッド要素に接触するよう投影されます。
- Abaqus seam (vectors)
- ライン / 節点リストに沿ったサーフェスに直交または平行なベクトルを作成します。コネクターファイルエクスポートによって、ベクトル情報を含むベクトルファイル(.ascフォーマット)もこのリアライゼーションのためにエクスポートされます。
図 28.CFG abaqus 107 seam (vectors) *filter seam *style continuous_vec 1 *head *body 0 quad4 1 1
- Abaqus hexa (tapered T)
- tケースに使用されることを想定しています。サイズと正確な位置は板厚に依存して決まります。あるいは、正確な寸法と位置パラメータが与えられます。
図 29.CFG abaqus 108 hexa (tapered T) *filter seam *style continuous 6 *head rbe3 1 0 rigid 1 0 *body 0 hex8 1 1 hexa_tapered_t
- Abaqus fastener-nodes
- コネクター要素作成のための選択された節点を含む節点セットが作成され、空の要素セットを作成します。コネクター要素は、このリアライゼーションタイプでは作成されません。Abaqusは、必要なコネクター要素を独自に作成します。
- Abaqus bolt (step hole)
図 31.CFG abaqus 114 bolt (step hole) *filter bolt *style bolt 6 *head rigidlink 1 1 *body 0 bar2 9 1
- Abaqus bolt (threaded step hole)
- 穴を通じて2つのソリッドを結合、または穴とソリッドの止まり穴を通じて2つのソリッドを結合します。スレッド長さは、ボルトシャフトモデルに接続された剛体要素(Bar)の寸法を決定するために定義できます。
図 32.CFG abaqus 115 bolt (threaded step hole) *filter bolt *style bolt 7 *head rigidlink 1 1 *body 0 bar2 9 1
- Abaqus hexa (spot tie)
- Tie Contact定義を使用してシェル要素やソリッド要素を結合するため、これらの要素の間にヘキサ(C3D8)要素を作成します。ヘキサ要素の節点は投影され、シェル要素やソリッド要素のフェイスに接触します。リアライゼーションの際、デフォルトのTie Contact、参照するメインおよびセカンダリサーフェスが作成されます。別に定義されていない限り、ヘキサにはデフォルトのプロパティおよび材料が割り当てられ、そのプロパティと同じ名前ベースのコンポーネントに編成されます。
- Abaqus rod (spot tie)
- Tie Contact定義を使用してシェル要素やソリッド要素を結合するため、これらの要素の間にロッド(CONM3D2)要素を作成します。ロッド要素の節点は投影され、シェル要素やソリッド要素のフェイスに接触します。リアライゼーションの際、デフォルトのTie Contact、参照するメインおよびセカンダリサーフェスが作成されます。別に定義されていない限り、各ロッドには、デフォルトの材料(CONNECTOR BEHAVIOR)と個々の座標系を参照するプロパティが割り当てられます。デフォルトでは、プロパティは、すべてのロッドが1つのコンポーネントに収容されるように、直接その要素に割り当てられます。
- Abaqus hexa (seam tie)
- Tie Contact定義を使用してシェル要素やソリッド要素を結合するため、これらの要素の間にヘキサ(C3D8)要素を作成します。ヘキサ要素の節点は投影され、シェル要素やソリッド要素のフェイスに接触します。リアライゼーションの際、デフォルトのTie Contact、参照するメインおよびセカンダリサーフェスが作成されます。別に定義されていない限り、ヘキサにはデフォルトのプロパティおよび材料が割り当てられ、そのプロパティと同じ名前ベースのコンポーネントに編成されます。
- Abaqus hexa (area tie)
- Tie Contact定義を使用してシェル要素やソリッド要素を結合するため、これらの要素の間にヘキサ(C3D8)要素を作成します。ヘキサ要素の節点は投影され、シェル要素やソリッド要素のフェイスに接触します。リアライゼーションの際、デフォルトのTie Contact、参照するメインおよびセカンダリサーフェスが作成されます。別に定義されていない限り、ヘキサにはデフォルトのプロパティおよび材料が割り当てられ、そのプロパティと同じ名前ベースのコンポーネントに編成されます。
Property Script(プロパティスクリプト)
- prop_fastener_nodes.tclSpotパネルでAbaqus Fasteners-Nodesを作成する際に使用されます。これは、以下のタスクを行います。
- 結合されているリンクをベースに、リアライズされた溶接要素をそれぞれのコンポーネントに配置します。溶接がcomp_1(1)とcomp_2(2)の間に作成された場合、スクリプトはHM_HMCONN_<id>という名前のコンポーネントコレクターを作成し、2つのコンポーネント間にリンクとして作成されたすべての溶接(ダミー要素)をこのコレクターに収めます。このコレクターは、グループ(インターフェース)作成中に要素セットとして後で参照されます。
- グループを*FASTENERカードイメージと共に作成し、それにHM_FastenerInteraction_<id>という名前を割り当てます。fastenerは、2つのコンポーネントコレクターを結合し、プロパティカードを参照します。Automatic_Surface_from_componentsオプションは、溶接要素がリンクされている要素を表示するのに使用します。
- 以下のプロパティ / 材料コレクターを作成します:
- HM_ConnectorBehavior<id>
- この材料コレクターは、関連する*CONNECTOR BEHAVIORカードと共に作成され割り当てられます。
- HM_FastenerProperty_r_<radius in property>
- このプロパティコレクターは、関連する*FASTENER PROPERTY カードと共に作成され、割り当てられます。
- HM_ConnectionSection_<id>
- このプロパティコレクターはモデルにつき1度作成されます(カードイメージ CONNECTOR SECTION)。プロパティは、各HM_CONN3D2コンポーネントコレクターに割り当てられ、材料HM_ConnectorBehaviorを持ちます。
- 以下のセットを作成します:
- HM_FastenerNodes_Node_Set1
- Fastenerに選択した節点を含めます。
- HM_HMCONN_<id>
- これはダミーの要素セットです。コネクター要素が、HM_FastenerNodes_Node_Set1の節点セットを基に作成され、集められてこの要素セットに割り当てます。出力ブロック用に要素セットを参照できます。
- prop_mastic.tcl以下のタスクを行います:
- SPRING要素をSPRING_X、SPRING_Y、およびSPRING_Zという名前のコンポーネントに保存します。
- DCOUP3D要素をコンポーネントDCOUP_3D_no_propに保存します。
- プロパティをSPRING カードイメージと共にプロパティ名spring_prop_K1_ElemId-##、spring_prop_K2_ElemId-##、spring_prop_K3_ElemId-##(##はSPRING要素のID)で作成します。注: 新規コンポーネントは、同じ名前の既存のコンポーネントが存在しなければ作成されます。存在する場合は既存のコンポーネントがそのまま使用されます。
- prop_abaqus_b31.tcl
y軸を使用するためにリアライゼーション中に作成されるバー要素のグループの節点の方向を変更します。*bardirectionupdateコマンドが呼ばれ、y軸に沿ったバー要素の節点の向きを変更します。
- prop_abaqus_acm.tclSpotパネルのacm (equivalenced-(T1+T2)/2) / (detached-(T1+T2)/2) /shell gapとAreaパネルのadhesivesの作成時に使用されます。これは、以下のタスクを行います。
- リアライズされた溶接要素[acm Equivalence-(T1+T2/2)]を、溶接の*HEADと*BODYの情報に基づいて、対応するコンポーネントに配置します。この設定タイプのリアライゼーションにより、ソリッドヘキサ要素[C3D8]をrbe3要素 [DCOUP3D]によってシェル要素と結合します。
- C3D8_comp_<id>という名前のコレクターが作成され、SOLIDSECTIONカードがアサインされます。このコンポーネントには、リアライゼーション中に作成されたすべてのC3D8ソリッド要素が含まれます。
- DCOUP3D_comp_<id>という名前のコレクターが作成され、溶接要素のHeadとして作成された要素DCOUP3Dがすべて含まれます。
- このスクリプトは、Areaパネルでadhesiveのリアライゼーションを行う際に使用され、異なる名前で以下の2つのコンポーネントを作成します。
- hexa_comp_<id>
- ヘキサ要素用
- rbe2_comp_<id>
- rbe要素用
- また、スクリプトはprop_<id>という名前でプロパティコレクターを作成し、SOLIDSECTIONカードイメージを割り当てます。このプロパティコレクターは、リアライゼーションプロセス中に作成されたヘキサ要素に参照されます。(例:スポット要素の場合、C3D8_comp_<id>あるいは、接着剤の場合、hexa_comp_<id>)。
- リアライズされた溶接要素[acm Equivalence-(T1+T2/2)]を、溶接の*HEADと*BODYの情報に基づいて、対応するコンポーネントに配置します。この設定タイプのリアライゼーションにより、ソリッドヘキサ要素[C3D8]をrbe3要素 [DCOUP3D]によってシェル要素と結合します。
- prop_fastener.tclSpotパネルでAbaqus Fastenersを作成する際に使用されます。これは、以下のタスクを行います。
- 結合されているリンクをベースに、リアライズされた溶接要素をそれぞれのコンポーネントに配置します。溶接がcomp_1(1)とcomp_2(2)の間に作成された場合、スクリプトはHM_CONN3D2<id>という名前のコンポーネントコレクターを作成し、2つのコンポーネント間にリンクとして作成されたすべての溶接をこのコレクターに収めます。このコレクターは、グループ(インターフェース)作成中に要素セットとして後で参照されます。
- 以下のプロパティ/材料コレクターを作成します:
- HM_ConnectorBehavior<id>
- この材料コレクターは、関連する*CONNECTOR BEHAVIORカードと共に作成されます。
- HM_ConnectionSection_<id>
- このプロパティコレクターはモデルにつき1度作成されます(カードイメージ CONNECTOR SECTION)。プロパティは、各HM_CONN3D2コンポーネントコレクターに割り当てられ、材料HM_ConnectorBehaviorを持ちます。
- HM_FastenerProperty_r_<radius in property>
- このプロパティコレクターは、関連する*FASTENER PROPERTY カードと共に作成されます。これは、RADIUSとfastenerの自由度の設定を定義します。
- Groups (HM Interfaces) をHM_FastenerInteraction<id>という名前で作成し、*FASTENERカードをそれに割り当てます。fastenerは、2つのコンポーネントコレクターを結合し、上記のプロパティカードを参照します。更に、Automatic_Surface_from_componentsオプションを通してどの溶接要素にリンク要素がリンクされるかを示すことができます。
- いずれかのsystemオプション(Single System、1- System per layerまたは2- Systems per layer)がリアライゼーション中にSpotパネルで使用された場合、スクリプトによってHM_ORI<weld_id>_n<node_id>という名前のカレントコレクター内にORIENTATIONシステムが作成されます。プロパティHM_ConnectorSection_<CONN3D2 element id>が作成され、各要素に割り当てられます。レイヤーにつき1つ、または2つの座標系が作成されるかにより、1つまたは両方の座標系を示すプロパティが作成されます。
- prop_cylinder.tclBoltパネル(Abaqus、Nastran、OptiStruct)でbolt (cylinder rigid)およびbolt (cylinder bar)を作成する際に使用されます。リアライズされたボルト要素は、 ボルト情報である*HEADや*BODY に基づいて適切なコンポーネント内に収められます。
- Rigid_M<diameter> という名前のコレクターが作成されます。このコンポーネントは、剛体ヘッド要素および剛体ボディ要素を含みます(存在する場合)。
- Beam_M<diameter> という名前のコレクターが作成されます。このコンポーネントは、すべてのbar2ヘッド要素(存在する場合)を含みます。更に、このコンポーネントには、プロパティをBeam_Mがアサインされます (*BEAMSECTIONまたはPBEAM)。