ENDLOAD

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションまたはサブケース情報のセクション内でENDLOADコマンドを使用すると、関連するサブケースまたは個々のサブケースそれぞれについて、すべてのエッジの端部荷重を出力するよう要求できます。

フォーマット

ENDLOAD = option

定義

引数 オプション 内容
option <YES, ALL, NO, NONE>

デフォルト = ALL

YESALL、空白
すべての節点について端部荷重を出力します。
NONONE
端部荷重を出力しません。

コメント

  1. ENDLOADコマンドを指定しなかった場合、端部荷重は出力されません。
  2. ENDLOADコマンドは、要素エッジに関連付けられたコーナー値として端部荷重を出力します。1D要素の場合、端部荷重はその要素の長さに沿った力です。2次元要素の場合、端部荷重は、2つの節点間の要素エッジに沿って計算された力です。複数の1D/2D要素が同じエッジを共有している場合、端部荷重は足し合わされます。例えば、節点1と2の間で端部荷重が出力された場合、1において出力される力は、節点1から2への要素(またはエッジ)に沿った力と等しく、2において出力される力は、節点2から1への要素(またはエッジ)に沿った力と等しくなります。
  3. ENDLOADは、静解析サブケースについてのみ使用できます。また、PARAM, XPOSTを使用して、.elfo(要素力)、.elsh(要素せん断)、および.endl(端部荷重)の各出力ファイルを作成できます。
  4. このカードでは複数のインスタンスを使用できます。インスタンスが競合した場合は、最後のインスタンスが優先されます。