路面モデルの作成

ユーザー定義タイヤモデルは、タイヤ力およびモーメントを計算するユーザーサブルーチンとして実装され、ユーザー路面モデルは特定のポイントでの路面高さを計算するサブルーチンとして実装されます。

ユーザー定義の路面モデルは、タイヤモデルによってコールされます。コール関数は、User tire interfaceと連動するよう、TYDEXの基準に従っていなければなりません。この関数はメモリに読み込まれ、路面関数をコールする責任を担うタイヤモデルに渡されます。

ユーザー定義の路面は、路面プロパティファイルを解析し、‘MODEL’内の‘METHOD’属性を探すことによって認識されます(以下の路面プロパティファイルを参照のこと)。
[MODEL]
METHOD                            = ‘USER’
FUNCTION_NAME         =  '<library_name>::<function_name>'

ユーザー定義の路面モデルが認識されると、FUNCTION_NAME属性が解析されます。library_nameは、ユーザー定義のTYDEX互換関数(function_name)が見つかるダイナミックライブラリです(ファイル拡張子を含みません)。