TeimOrbit 2D路面タイプ:flatbelt

回転フラットベルトテスト装置は、2次元路面タイプとして実装されます。ROAD_TYPEをflatbeltに設定すると、COSIN/roadによって以下のデータアイテムが検索され、[PARAMETERS]セクションに読み込まれます:
入力変数名 単位 意味
number_cleats - ベルト上の予備クリートの数(number_cleats = 0も指定可能)。
cleat_direction 角度 ベルトの横方向に対するクリートの方向。クリートがちょうど横断方向に配向されている場合、方向はゼロとなります。方向角は、ベルト表面を上から見た場合の反時計回りに測定されます。

デフォルト値は0です(横断クリート)。

mu_factor_cleat - クリートの摩擦修正係数。

フラットベルトの速度は、以下のいずれかの方法で定義します:

方法1:
v    
v 長さ / 時間 ドラム表面の一定回転速度。
acceleration_time 時間 動的シミュレーションの最初に、ベルトを停止状態から公称速度まで加速するためにかかる時間。

デフォルト値は0です。

または
data sub-section (TV_DATA) 次のタイプの2つの値を持つ任意の数の行:時間、長さ / 時間 時間に依存するベルト表面速度特性の、速度と時間の関係のデータを定義するデータペア。

t値(各行の最初の値)は、昇順にする必要があります。

クリートの正確な形状は、以下の3つのいずれかの方法で定義します:

方法1:
cleat_height 長さ クリートの高さ。
cleat_length 長さ ベルトの周方向に測定されたクリートの長さ。
cleat_bevel_edge_length 長さ ベルトの周方向に測定されたクリートのベベルエッジの長さ。ベベルエッジには45度の傾斜が付いています。
cleat_edge_rounded -
0
クリートのベベルエッジは平面となります。
1
クリートのベベルエッジは、円の1/4の円弧状曲面です。
または
data sub-section (XZR_DATA) 長さタイプのデータを3つ記述した任意の数の行 クリート断面のxおよびzのデータとこれらのデータポイントでの丸み半径を定義する3つ組のデータ。エッジの曲率半径は0でもかまいません。x値は昇順で記述します。最初と最後のy値はゼロにする必要があります。
オプションで、ストッパー形状の正確な高さをスプラインデータによって指定することもできます:
data sub-section (stopper_geometry) 長さタイプのデータを2つ記述した任意の数の行 ストッパーのx方向とz方向のデータを定義するデータペア。x値には負数ではない値を昇順で記述します。x = 0の位置はストッパーの縦方向の始点を示します。