すべてのCOSIN/ioスタイルの路面タイプに共通のデータ

COSIN/io形式が認識されている場合は、evrmrはデータブロック$road_typeを探して、上記のデータを読み取ります。これらのデータは、すべてのタイプの路面特性計算、およびすべての後続の呼び出しで使用されます:
入力変数名 単位 意味
type - 以下で構成される文字列:
  • cleat
  • drum
  • file
  • functionhydropulse_harmonic
  • hydropulse_noise
  • plank
  • pot_hole
  • ramp
  • roof
  • sine
  • sine_sweep
  • spline
  • uneven

障害物または凹凸のタイプを指定します。通常はすべてのタイプについて、追加のパラメータが検索されます。詳細については、COSIN/io形式の路面特性と障害物の項、および以下の説明をご参照ください:

offset mm (オプション)参照路面高さの計算後に追加される値(すなわち、垂直方向の路面の移動)。
start_at m (オプション)タイヤ変形を瞬間的に適用したときの不適切なタイヤ加速を最小限に抑えるために、シミュレーションの冒頭で傾斜路を使用することにより、データブロック$road_typeの内容で定義した路面特性の開始を遅延できます。start_atパラメータを使用すると、この傾斜路の終端と通常路面の開始位置を走行距離を変数として定義できます。この遅延は、drum路面タイプとhydropulse路面タイプには適用されません。また、いくつかの路面タイプには、走行距離0を基準にした単一の障害物の開始位置を示すstartというパラメータがあります。
y_min m (オプション)の場合、路面高さはゼロです。
y_max m (オプション)の場合、路面高さはゼロです。
t_period s (オプション)路面高さは、パラメータで指定した周期的な間隔によって、時間に対して周期的になります。
x_period m (オプション)路面高さは、パラメータで指定した周期的な長さによって、x座標に対して周期的になります。
y_period m (オプション)路面高さは、パラメータで指定した周期的な長さによって、y座標に対して周期的になります。
mu_factor - タイヤモデルで摩擦値係数 が使用されて、トレッドゴムと路面の間の摩擦係数 / 静摩擦係数が調整されます。mu_factorを算術式で定義している場合は、その式にx、y、およびtを独立変数として使用できます()。この係数を分布的に使用したり時間依存的に使用したりすることで、路面摩擦を簡単にモデリングできます。関数fは、COSIN/ioに記述されているとおり、任意の算術式でかまいません(1次元と2次元のルックアップテーブルやランダム値など)。