コンテキストメニュー

コンテキストメニューの機能は、ブラウザ内の選択された項目で利用可能です。

コンテキストメニューを開くには、エンティティフォルダー、個々のエンティティ、またはブラウザの空白領域を右クリックします。

Review

Reviewモードでは、表示状態、マスク設定、およびエンティティ状態ブラウザにおけるアクティブ設定とは関係なく、spherical clippingが有効な場合はこれを有効にした状態で、選択されたエンティティだけをレビューできます。

Reviewモードは現在、Model、Solver、Part、Mechanism、およびEntity Stateのブラウザでサポートされています。

現在は次のものについてレビューがサポートされています:Assemblies、Beamsection collectors、Beamsection、Blocks、Bodies、Boxes、Components、Configuration、Constrained extra nodes、Constrained rigid bodies、Constraints、Contact surfaces、Control volumes、Cross sections、Design variables、Design variable links、Design Objective Reference、Design Variable Property Relationship、Elements、Groups、Joints、Laminates、Load collectors、Loads、Loadsteps、Materials、Mechanisms、Objectives、Optimization constraints、Optimization responses、Output blocks、Part、Part Assembly、Part Set、Plies、Properties、Regions、Seatbelts、Sensors、Sets、System collectors、Systems、Vector collectors、Vectors

レビューモードの起動

  1. レビューする有効なエンティティを選択します。
    注: 一度に1つのタイプのエンティティのみをレビューできます。
    • ブラウザ内のエンティティを選択します。
    • ブラウザ内のアクションモードツールから、エンティティタイプを選択し、Selector()を有効にします。グラフィックス領域でエンティティを選択します。
  2. レビューモードを起動します。
    • ブラウザ内の選択したエンティティを右クリックし、コンテキストメニューからReviewを選択します。
    • Qを押します(サポートされているブラウザがアクティブか、グラフィックス領域がアクティブな場合のみ)。

    注: グラフィックス領域がアクティブであり、Reviewモードをサポートする、左側と右側のタブ領域で同時に開かれる2つのブラウザがある場合は、Qを押すと、最後にアクセスしたブラウザで選択したエンティティに対して、Reviewモードが起動されます。エンティティ状態ブラウザが、開かれた2つのブラウザのうちの1つである場合は、Qを押すと、他のブラウザで選択したエンティティに対して、Reviewモードが起動されます。
ヒント:
  • 左クリックすることで、エンティティが選択内容に追加されます。右クリックすることで、エンティティが選択内容から削除されます。
  • 新しいエンティティを選択することで、あるエンティティから別のエンティティへ、またはあるエンティティタイプから別のエンティティタイプへ、レビュー選択が切り替わります。Reviewモードをサポートする、左側と右側のタブ領域で同時に開かれる2つのブラウザがある場合は、一方のブラウザからもう一方へレビュー選択を切り替えることもできます。グラフィックス領域に、新しい選択内容が自動的に表示されます。
  • ブラウザで、上方向キーと下方向キーを使用してレビューします。


図 1.

Reviewモードの無効化

ブラウザ内の選択したエンティティを右クリックし、コンテキストメニューからReviewを選択することでレビューモードを手動で終了するか、Qを押します。
他の相互作用モードが競合する可能性がある場合、Reviewモードは自動的にオフになります。
警告:
  • 次の場合にはレビューはリセットされます:
    • Visualization Colorモードをby Thicknessまたはby Element Qualityを除く任意のモードに切り替える
    • Visualization FEスタイルおよびGeomスタイルを変更する
    • ブラウザまたはブラウザビューを切り替える
    • タブ領域からブラウザをアンドッキングする
    • Reviewをサポートしていないブラウザ内でクリックする
    • アクションモードツールを有効にする
    • データを変更する
  • 次の場合にはレビューはリセットされ無効化(Reviewがオンの場合)されるか、無効化(Reviewがオフの場合)されます:
    • パネルまたはパネルを参照するプルダウンメニューが開かれたままになっている
    • Visualization Colorモードをby Thicknessまたはby Element Qualityに切り替える
    • Spherical Clippingパネルが開かれている

グラフィックス領域でレビューされるエンティティの色

レビュー対象のエンティティは、グラフィックス領域では現在の表示スタイルで表示されますが、レビュー対象外のその他すべてのエンティティは、半透明で表示されます。


図 2. Reviewモードで選択されている2つのコンポーネント
表示スタイルが割り当てられていない、レビュー対象のエンティティは、黄色で表示されます。


図 3. Reviewモードで選択されているセット
単一のグループエンティティがレビュー対象である場合は、接触ペアのメインサーフェスが青色で表示され、セカンダリサーフェスが赤色で表示されます。レビュー対象のサーフェス定義が1つしかない場合、それは赤色で表示されます。


図 4. Reviewモードで選択されている単一の接触ペア
複数のグループエンティティがレビュー対象である場合、それらは、それら固有のエンティティ色で表示されます。


図 5. Reviewモードで選択されている複数の接触ペア