Slope

2つの式から得られた曲線が特定の時点で持つ傾斜を取得します。

以下の図に示すように、曲線はExpressionを縦軸とし、w.r.t.Expressionを横軸とします。


Figure 1. Response type – Slope
入力 説明
Expression
Expression
曲線の縦座標値を取得するために評価するソルバー式を入力するには、このオプションを選択します。
Curve
曲線の縦座標値を取得するために使用するモデル曲線を指定するには、このオプションを選択します。InterpolationでAKIMA、CUBIC、LINEAR、またはQUINTICを選択し、Independent variableの式を指定します。
w.r.t.Expression
Expression
曲線の横座標値を取得するために評価するソルバー式を入力するには、このオプションを選択します。
Curve
曲線の横座標値を取得するために使用するモデル曲線を指定するには、このオプションを選択します。InterpolationでAKIMA、CUBIC、LINEAR、またはQUINTICを選択し、Independent variableの式を指定します。
Time Expressionを縦軸、w.r.t. Expressionを横軸として得られる曲線上で、対象とする傾斜を取得するシミュレーション中の時間。
∆t 傾斜の計算対象とする曲線上で、Time+∆tのポイントとTime-∆tのポイントの2つを選択するために使用する、一般的には短い時間値。
Interval 得られた曲線上の2ポイントを取得するために内部的に生成された4つの‘At Time’応答(Expressionの2つの応答とw.r.t. Expressionの2つの応答)で使用する‘Time Tolerance’の値。

上記の例では、ロール位置(Ride Camber)を縦軸、マーカーの相対的なZ方向変位(Full Jounce)を横軸にとった曲線の時間値2.4における傾斜を取得しています。