ショックアブソーバーシステム

ショックアブソーバーシステムでは、従来のショックアブソーバーとその上下にあるブッシュをモデル化します。

このシステムは、2つの剛体、1本のロッド、および1本のチューブでモデル化されています。ショック内部の荷重は、MotionViewでスプリングダンパ要素を使用してモデル化します。ショックによって生成された荷重は、通常、2つの剛体間の速度の関数です。ショックのデータの測定には、ショックダイナモメーターを使用することが普通です。通常、ショックアブソーバーの荷重は非線形であり、圧縮方向よりも拡張方向で大きい荷重が生成されます。Expression Builderおよびショックアブソーバーシステムで検出された荷重要素を使用して、さまざまなショック荷重を記述できます。


Figure 1.

Assembly Wizardで選択した内容に基づいて、ショックアブソーバーは2種類のジョイントタイプに解決されます。

インラインジョイントによるショックアブソーバー

インラインジョイントは、ロッド端とチューブの結合およびロッドとチューブ上部位置の結合を表現しています。


Figure 2.

円筒ジョイントによるショックアブソーバー

円筒ジョイントタイプのショックでは、2つのインラインジョイントが1つの円筒ジョイントに置き換えられ、ショックチューブの上部に配置されます。


Figure 3.

Auto Damper

AutoDamperは、地上車両で使用されるショックアブソーバーを簡単にシミュレートするために設計されたフォース-速度モデルです。生成されたダンパ荷重は、圧縮時は正の値、拡張時は負の値になります。


Figure 4.