MADYMOインターフェース

MADYMOインターフェースの概要。

MADYMOインターフェースでは、MADYMOファイルのインポートとエクスポートの両方をサポートしています。MADYMO.xmlファイルは、Importタブを使用して読み込むことができます。モデルが表示されます。モデルは変更することが可能で、完成したモデルはExportタブを使用して書き出すことができます。

ユーザープロファイル

MADYMOインターフェースには次の2つのサブプロファイルがあります。
  • MADYMO63
  • MADYMO70

MADYMOモデルのインポート

MADYMOの入力ファイルはXMLベースなので、HyperWorksで使用するには変換が必要です。MADYMOの各エンティティと同等のエンティティがHyperWorksでサポートされていれば、このマッピングは容易です。そのようなエンティティがHyperWorksに用意されていない場合は変換ルールが使用されます。

複数のMADYMOエンティティが同じタイプのHyperWorksエンティティにマップされます。たとえば、ACTUATOR、CONTROLLER、OPERATOR、SENSOR、SIGNAL、STATE、およびSWITCHはすべてセンサーにマップされます。これにより、これらのエンティティに使用する名前に制限が発生します。それは、同じHyperWorksエンティティにマップするMADYMOエンティティのすべての名前を一意にする必要があることです。たとえば、MADYMOのSENSORの名前をMADYMOのCONTROLLERと同じ名前にすることはできません。FEインポートプロセスで、重複名が発生しないように、HyperWorksによってエンティティの名前が変更されます。

MADYMOモデルのエクスポート

エクスポートでは、MADYMOに従って使用中の節点のみがエクスポートされます。HyperWorksのテンポラリー節点は、節点セットやMADYMO節点リストで使用されていてもエクスポートされません。モデルをエクスポートする前に、すべてのテンポラリー節点を削除することをお勧めします。

一般的に、モデルのエクスポート後、HyperWorksモデルにあるエンティティのIDは、MADYMO.xmlファイルにあるIDに対応した値になります。このルールの例外は、MADYMOのPLANESが、サブタイプとしてCYLINDERとELLIPSOIDを持つエンティティSURFACEのサブタイプである場合です。IDは、SURFACEタイプの範囲で一意にする必要があります。HyperWorksでは、これらのエンティティが、一意の番号が割り当てられた2種類のエンティティ(マルチボディプレーンとエリプソイド)にマップされます。したがって、PLANEの一意のMADYMO IDが割り当てられるように、エクスポートの際にマルチボディプレーンの番号が割り当て直されます。