Compare Time History

Compare Time History診断ツールは、2つのページで構成されています。最初のページでは、プロット、結果、FEファイルなどの入力データファイル群が選択されます。2番目のページには、参照ファイル群と比較ファイル群を比べるために必要なデータが含まれます。

入力データファイル



図 1.
Load Model and Results
この診断ツールは、RadiossLS-DYNAの2つのソルバーをサポートします。File type:ドロップダウンリストから、比較したいソルバーファイルの種類を選択します。
Reference Files
このセクションからは、プロットファイル(Time History File)、FE(モデル)FileおよびResult Fileを選択します。プロットファイルは必須です。
Comparison Files
このセクションからは、プロットファイル(Time History File)およびResult Fileを選択します。プロットファイルは必須です。
複数の比較ファイルのセット(時刻歴ファイルと結果ファイル)を追加するには、この追加ボタンをクリックします。
比較ファイルのセットを1つ削除するには、削除したいファイルのセットの横にあるチェックボックスをアクティブにし、この単独削除ボタンをクリックします。


図 2.
GUIからすべての比較ファイルエントリを削除するには、すべての比較ファイルのセットの横にあるチェックボックスをアクティブにし、この全部削除ボタンをクリックします。
入力ファイルを選択した後、Loadをクリックします。セッションに1つのページが追加され、同じページ上に3つのウィンドウが生成されます。
1つ目のウィンドウはHyperGraphウィンドウです。
HyperMeshは2つ目のウィンドウに読み込まれます。モデルファイルが指定されている場合、FEモデルが読み込まれます。
HyperViewは3つ目のウィンドウに読み込まれます。結果ファイル(Reference Comparisonファイル群)が指定されている場合、それらはHyperViewウィンドウに読み込まれます。
Load Defaultsをクリックし、モデル比較のデフォルト(*.def)ファイル群を選択します。
この場合、アプリケーションを介して1つ1つファイルを選択する必要はありません。
サンプルのdefファイルを以下に示します:


図 3.
Next
Compare Time Historyツールのページに進むには、Nextをクリックします。
Close
ツールを閉じるには、Closeをクリックします。

Compare Data



図 4.
Result Type
Result Typeドロップダウンリストから、ページ1で指定された参照ファイルに使用可能なY-Typesを選択します。
Result Request
表示されるリストから、比較のための1つまたは複数のY-Requestsを選択します。
リストされている要素をすべて選択するには、をクリックします。
現在の選択をすべて破棄するには、をクリックします。
現在選択されているアイテムを反転させるには、をクリックします。
グラフィックス領域内にアイテムを表示させるには、をクリックします。この選択は、各アイテムの局所表示コントロールに影響を及ぼします。これは、エンティティフォルダについて使用することも可能です。そのような場合、そのフォルダ内の全アイテム(例えばすべてのコンポーネントなど)を表示します。
グラフィックス領域内でのアイテム表示をオフにするには、をクリックします。この選択は、各アイテムの局所表示コントロールに影響を及ぼします。これは、エンティティフォルダについて使用することも可能です。そのような場合、そのフォルダ内の全アイテム(例えばすべてのコンポーネントなど)を非表示にします。
特定のエンティティタイプ内で局所的に作業を行うには、をクリックします。例えば、コンポーネントを選択し、Isolateを実行すると、他の表示可能なエンティティ(システムなど)の表示状態はそのままに留まります。Isolateは、選択されたエンティティのみを表示し、それらの表示状態をオンにし、同じタイプのその他のエンティティはすべてオフに切り替えます。
選択されたプロットをHyperGraphウィンドウで表示するには、をクリックします。グラフィックス領域でプロットを表示させたくない場合は、このボタンの選択を解除します。このボタンはデフォルトでオンになっています。
リストから選択されたエンティティをHyperViewウィンドウで表示するには、をクリックします。グラフィックス領域でエンティティを表示させたくない場合は、このボタンの選択を解除します。このボタンはデフォルトでオンになっています。
リストから選択されたエンティティをHyperMeshウィンドウで表示するには、をクリックします。グラフィックス領域でエンティティを表示させたくない場合は、このボタンの選択を解除します。このボタンはデフォルトでオンになっています。
リストされている要素を右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます:


図 5.
  • Compare > At max Value
  • Compare > Every Time Step
  • 拡張ボタンをクリックすると、GUIからリクエストリストボックスが切り離されます。
Result Component
ドロップダウンリストからY-Componentを選択します。Y-Requestsリストボックスからアイテムを選択すると、選択されたY-Typeに対応してリストが自動的に更新されます。
Threshold Limit
参照ファイルデータを比較ファイルデータを比べるために、しきい値を入力します。
Comparison Results
比較中にY-Requestのいくつかがしきい値の限界値を超えた場合、ツリー構造が表示されます。


図 6.
比較結果内に存在するルートの子をすべて選択するには、をクリックします。
比較結果内に存在するルートの子をすべて選択解除するには、をクリックします。
比較結果内に存在するルートの子の選択を反転させるには、をクリックします。
Parts missing in comparison file
表示されるファイル群は、参照ファイル内でY-Requestsと比較される際に比較ファイルから欠けているY-Requestsです。
Back
ページ1に戻るには、Backをクリックします。
Save Defaults
ページ1とページ2からのデータを保存するには、Save Defaultsをクリックします。
注: Y-requestsをデフォルトのファイルに保存するには、リクエストリストボックスからアイテムを選択します。
同じセッション内で初めてSave Defaultsをクリックすると、*.defファイルを保存する場所についてツールがプロンプトを出します。
2度目にこのボタンをクリックすると、下記のダイアログが表示されます:
Yesをクリックすると、DEFファイルが追加されます。
Noをクリックすると、新規のDEFファイルを保存するようプロンプトが出されます。
Load Defaults
Load Defaultsをクリックすると、ファイルブラウザウィンドウから*.defファイルが読み込まれます。
Close
ツールを閉じるには、Closeをクリックします。