Math

Mathメニューでは、一度に1つ、2つまたは3つのカーブ上で基本的な数学演算を行うことができます。

演算には、カーブの加算、掛け算、合成等が含まれます。VSTが必要に応じ自動的に入力カーブを取り入れ、サンプル化するため、様々なカーブの開始、終了またはサンプル周波数は問題にする必要はありません。ほとんどの場合において、カーブは、同じ単位を使用していなければなりません。

Mathメニューには、one curve、two curves、three curvesの3つの2次メニューが含まれています。これらの2次メニューは、下記のプロットマクロを含みます:

One Curve

Absolute
c1について、y vs. x の絶対値であるカーブが作成されます。
Acoustic Weighting
Auto Correlation
2つのカーブを比較する場合、この関数は、c1とc2が同じカーブとなる、それらのカーブが相でマッチする箇所を示します。
2つのカーブ間の自動相関。
出力
  • x: lag
  • y: correlation(値1が完全な相関)
これは、『ラグタイム"x"において、c1と c2は"y"の相関値を有する』と読むことができます。
Derivative
c1について、c1の導関数であるカーブが作成されます。
Double Integral
c1について、c1の二重積分であるカーブが作成されます。
Double Derivative
Duration
与えられたカーブについて、荷重対期間を計算します。
Duration Comp
入力カーブを101の範囲に分け、負のカーブ値のみをレポートします。
Duration Tens
入力カーブを101の範囲に分け、正のカーブ値のみをレポートします。
Integral
c1について、c1の積分を計算します。
Max Note
Min Note
Normalize
c1について、ピーク値が"1"であるような新しいカーブを計算します。
Normalize over Max
Resample or Sample Points
与えられた入力カーブを指定したデータ周波数にリサンプリングします。
Reverse Curve
カーブを垂直軸についてミラー状に反転させます。
Square
カーブの平方を計算します。
Window
カーブを与えられたウィンドウサイズにトリミングします。
Window Integral
c1ついて、ウィンドウの範囲全体でのc1の積分を計算します。
Zero
与えられた範囲内のy値をユーザー定義の定数に設定します。
g>>mph
速度を得るために、加速度を積分します。
入力: g’s vs. seconds
出力: mph vs. seconds
g>>inch
変位(inchesとsecondsで表示)を得るために、加速度カーブ(g’sとsecondsで表示)を二重積分します。
mph>>g
c1について、MPHをg'sに変換する間に、速度から加速度への導関数であるカーブが作成されます。

Two Curves

Add
2つのカーブを加えます。
Average
2つのカーブを平均します。
Cross Correlation
c1と c2について、c1と c2のyベクトル間のクロス相関であるカーブが作成されます。
2つのカーブ間のクロス相関。
出力 ➔➔
x: lag
y: correlation(値1が完全な相関)
これは、『ラグタイム"x"において、c1と c2は"y"の相関値を有する』と読むことができます。
Cross Plot
c1とc2について、この関数はc1.yを新しいカーブのx、c2.yをyとしてプロットします。
Divide
2つのカーブを分割します。c2がゼロの場合、エラーとなります。
Divide with Zero
c1がc2によって割られ、c2がゼロ値を有する場合、c1/c2はゼロとなります。
Multiply
2つのカーブを掛けます。
Resultant
c1と c2について、(c12 + c22)の平方根を計算します。
Subtract
2つのカーブの差を計算します。

Three Curves

Add
3つのカーブを加えます。
Average
3つのカーブを平均します。
Multiply
3つのカーブを掛けます。
Resultant
c1、c2およびc3について、(c12 + c22+c32)の平方根を計算します。