Optionsプリファレンス

HyperGraphプロットタイプのデフォルトパラメータを設定します。

ファイルメニューからプリファレンスを選択し、パネルを表示させます。使用可能なオプションは、その時点で選択されているプロットタイプによって異なります。

Optionsパネルを表示します:
  • PreferencesメニューからOptionsを選択します。
  • ツールバーからOptionsアイコンをクリックします。
Optionsパネルで使用可能なオプションは、その時点で選択されているプロットタイプによって異なります。

Session



図 1.
Save All Curve Data to Script File
全てのカーブデータをセッションファイルに保存します。
Precision
通常、Save all curve data to script fileオプションと共に使用されます。セッションファイル内のカーブ値の精度を設定します。
Enable Unit Scaling
Unit Scaling機能をアクティブにします。このオプションを選択することにより、Show Units Dialogを表示させることも可能です。詳細については、単位の有効化をご参照ください。
Enable Prehighlighting
カーブのハイライト表示を可能にします。このオプションがオン(デフォルト)である際、カーブ上にマウスポインターを移動させると、ハイライト表示することができます。ハイライト表示されたカーブは金色で表示されます。
詳細については、マウスを使用したカーブとデータポイントのハイライト表示をご参照ください。

Range



図 2.
Use even cycles when fitting log axes
デフォルトでは、HyperGraphはデータの最小値および最大値を用いて対数カーブを描きます。最大値より大きい次の10の累乗および最小値より小さい次の10の累乗を使用して対数カーブを合わせるには、Use even cycles when fitting log axesを選択します。
このオプションは、デフォルトではオフとなっています。
Use uniform aspect ratio
プロットの縦横比がロックされます。X軸上の値間の距離は、Y軸上のそれと同じです。
これは、XYプロットおよび複素プロットにのみ使用できます。
Default dynamic range (in decades)
対数スケール上で正ではない数値をプロットする際に表示される最小値を計算します。表示される最小値は、最大値を10で割り、デフォルトのダイナミックレンジで累乗した値となります。新規のダイナミックレンジを指定するには、新しいレンジを、Default dynamic rangeテキスト欄に入力するか、ボタンを使用します。デフォルトは4です。
例えば、デフォルト値である4を使用すると、差が10倍である4つの目盛がカーブ上に置かれます。デフォルトで使用されるのは、1E-005、0.0001、0.001および0.01の目盛間隔で、その特定の軸に従って、カーブは変化します。値が3に設定されると、それらの軸上の目盛は、0.0001、0.001および0.01に変わります。値が2に設定されると、それらの軸上の目盛は、0.001および0.01になります。

Style

棒のスタイルの修正および棒の間隔の変更を行います。



図 3.
Style
カテゴリー内で棒を横並べまたは積み重ねします。
Clusterは、カテゴリー内で棒を横並べします。
Stackは、カテゴリー内で棒を積み重ねます。Labelingは、積み重ねられた棒のトータル値を表示します。
Labeling
棒グラフのラベルは、横並びにされた棒と積み重ねられた棒の両方の上に置くことができます。
棒グラフにラベルを追加するには、Label onをクリックします。
ドロップダウンメニューからAuto formatScientificまたはFixed formatを選択し、番号をどのように表示するかを指定します。ScientificまたはFixed formatを選んだ場合、Precisionコンボボックスから数値を選択し、表示すべき小数点以下の数を指定します。
棒グラフのフォント属性を変更するには、フォントボタンをクリックします。

Color

プロット背景、フレーム、グリッドライン、ゼロライン等のプロット要素には、64色のうちの何れかを割り当てることができます。

要素の色を変更するには、まずプロット要素を選択し、次に、パレットから色を選びます。



図 4.
Background
HyperGraphウィンドウの背面色を変更します。デフォルトは白色です。
Frame
HyperGraphウィンドウ周りのフレームの色を変更します。
Grid Line
グリッドラインの色を変更します。
Quadrant Line
象限ラインの色を変更します。
これは、極プロットにのみ使用できます。
Zero Line
ゼロラインの色を変更します。
これは、極プロットでは使用できません。
Use Preferences
アクティブなHyperGraphウィンドウのプロット背景、フレーム、グリッドライン、象限ライン、ヘッダー、フッター、目盛および注釈の色をpreferences.mvwファイルで設定されているデフォルト色に戻します。

Animation Cursorタブ

HyperGraph内のアニメーションカーソルをカスタマイズします。


図 5.
Apply to
アニメーションカーソルの属性を、Current Plot、Current PageまたはAll Pagesに適用できます。
Display As
アニメーションカーソルの表示タイプを設定します。オプションには以下のものがあります:
  • Square
  • Small bar
  • Medium bar
  • Large bar
  • Custom bar - % Window height 欄に値を入力して、バーのサイズを選びます。値は直接入力するか、もしくは上下方向の矢印を使って選ぶことができます。
  • Coordinate marker
Attributes
表示される4つのラインスタイルのうちのいずれかを選択し、カーソルラインの幅を選びます。
Use curve color
アニメーションカーソルが表示されているカーブの色に、カーソルの色を設定します。
Use curve style
アニメーションカーソルのラインスタイル(ソリッド、破線など)を、カーブのスタイルに一致するよう変更します。

Gap

Gapタブで、棒グラフのカテゴリー間の距離を変更することができます。



図 6.
Gap/Interval %
棒グラフのカテゴリー間の距離を、各棒の幅を増減することによって変更します。ギャップのパーセンテージを変更するには、上下矢印またはスライダーバーを使用します。横並びにされた棒のデフォルトのパーセンテージは40、積み重ねされた棒の場合も40です。
Use Preferences
色の属性は、Use Preferences機能を選ぶことによって、棒および選択されたプロット要素に自動的に割り当てることができます。GapタブでUse Preferencesが選択されると、ユーザーのプリファレンスファイル内に定義されているデフォルトの属性が、自動的に適用されます。プリファレンスファイルが存在しない場合は、アプリケーションのビルトインデフォルトが適用されます。

Complex

Complexタブでは、複素プロットの表示方法を変更します。



図 7.
Phase/Magnitude
y-軸上に、位相値および大きさを表示します。
このオプションには、プロットマウスメニューからもアクセスできます。ポップアップメニューをアクティブにするには、HyperGraphウィンドウ内を右クリックします。
Real/Imaginary
y-軸上に、実数値および虚数値を表示します。
このオプションには、プロットマウスメニューからもアクセスできます。ポップアップメニューをアクティブにするには、HyperGraphウィンドウ内を右クリックします。
Phase Constrain (-180 to 180)
プロット上の位相/大きさの範囲を制限します。
Swap Axis Position
y-位相軸およびy-大きさ軸の位置を入れ替えます。
このオプションには、プロットマウスメニューからもアクセスできます。ポップアップメニューをアクティブにするには、HyperGraphウィンドウ内を右クリックします。
Area Proportion
スライダーバーを使用し、プロットの高さを上下させます。スライダーをTopのほうに移動すると、上のプロットの高さが低くなり、下のプロットの高さが高くなります。スライダーをBottomのほうに移動すると、上のプロットの高さが高くなり、下のプロットの高さが低くなります。