OS-E: 0120 圧縮の載荷と除荷に際する超弾性材料の非線形静解析

載荷および除荷フェイズ中の超弾性材料の挙動。典型的な例として、ラバーマウント、ブートシール、キーボードのラバードームなどが挙げられます。



図 1. FEモデル

モデル概要

図 1のモデルは、キーボードボタンの下のエラストマードームとブートシールの完璧な例です。荷重はスチール材料で構築されたグリーン部分に適用され、エラストマードームは超弾性材料で構成されています。エラストマーは、大きなひずみに対する瞬間的な弾性応答および非圧縮性を有する超弾性材料としてモデル化されています。超弾性材料の挙動はひずみエネルギー関数と称されます。
FEモデル
要素タイプ
CHEXA
CPENTA
CQUAD
材料プロパティは:
スチール材料
ヤング率
2.1E5 MPA
ポアソン比
0.3
密度
7.8E-9 Tonne/mm3
エラストマードーム材料MATHE
C10
400.00
C01
50.0
D1
0.001

結果

載荷および除荷条件化の要素応力と変位の大きさを確認します(図 2)。
図 2. 要素応力プロットと変位のトータル

モデルファイル

この例で使用されているモデルファイルには以下のものが含まれます:

<install_directory>/hwsolvers/demos/optistruct/examples/HYPERELASTIC.fem