spotweld

Model Verificationのスポット溶接チェック機能のデフォルトを指定します。

General Settings

angle
FEのフェイスのフィーチャー角度。
デフォルト / 許容値:20~30度
Slide-number
PowerPointファイルの右上に表示される開始番号。


図 1.
デフォルト / 許容値:1~10000
input
入力ファイルパス用の初期ディレクトリ。
デフォルト / 許容値:C:/temp
output
レポート出力パス用の初期ディレクトリ。
デフォルト / 許容値:C:/temp
action
実行するユーザーアクションタイプ。
Check
レポートなしで交差チェックのみが実行されます。
Report
過去のチェックから、レポートのみが生成されます。
両方
チェックとレポート生成が続けて実行されます。
デフォルト / 許容値:Check、Report、Both
mode
実行タイプ用のデフォルトオプション。
interactive
チェックはフロントグラウンドHyperWorksセッションで実行されます。
background
チェックはバックグラウンドHyperWorksセッションで実行されます。自動再起動が実行されます。エラーが発生した場合は、エラーがブラウザに“Crash”キーワードとして表示されます。
デフォルト / 許容値: interactiveまたはbackground
vip-format
スペースまたは8桁区切りのフォーマット。
デフォルト / 許容値: spaceまたは8-digit
resolveconflictingpid
5桁または7桁フォーマットの修正。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
realize-check
チェック中に失敗したスポット溶接を無視します。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
allow-multiple-issues
すべてのスポット溶接に対するすべてのチェック。同じ溶接上では問題が発生する可能性があります。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
extract-spot-cad
CADポイント / ソリッドをスポット溶接ファイルに変換します。スポット溶接vipファイルのコピーがCADフォルダーに格納されます。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
extract-spot-cad-option
ポイント / ソリッドエンティティをスポット溶接ファイルに変換します。
デフォルト / 許容値: pointsまたはsolids
realize-tolerance (tol)
同じ層または別の層の最も近いスポット、あるいは底面 / すべての重複の検索を可能にします。


図 2.
デフォルト / 許容値:1.0~10.0

Closest

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
Tolerance (tol)
2つのスポット溶接間の距離がこのトレランス以下であれば、重複としてレポートされます。距離は、法線方向に投影させた後に計算されます。


図 3.
デフォルト / 許容値:0.1~20.0
checktypes
同じ層(同じ溶接プレート)または別の層の重複スポット溶接、あるいは底面 / すべての重複の検索を可能にします。
デフォルト / 許容値: sameStack、DifferentStack、またはBoth
トレランスの検索半径を使用して検出されたスポット溶接が特定されます。


図 4.

Gap

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
min
スポット位置と溶接プレート間の最小ギャップ。


図 5.
デフォルト / 許容値:1.0~10.0
max
スポット位置と溶接プレート間で考慮される最大ギャップ。この値は、モデルから離れすぎている一部のスポット溶接を除外するために追加されます。
デフォルト / 許容値:10.0~100.0
最も近いフランジからの最小距離と最大距離の間にあるスポット溶接が特定され、垂直距離がチェックされます。


図 6.

Single-Layer

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
自己溶接スポット溶接が参考用として特定されます。リンクコンポーネント1とリンクコンポーネント2は同じです。


図 7.

Multi-Layer

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
threshold
最大許容スポット溶接層。
デフォルト / 許容値:2~4
層数がしきい値を上回っているスポット溶接が参考用として特定されます。スポットガンを使用するためには切り込みを入れる必要があります。


図 8.

hm-issue

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
シートメタルパートから検索“トレランス”だけ離れているスポット溶接が特定され、パート欠落の問題がHyperWorksによって直接特定されます。
Tol
realize-tolerance (tol)


図 9.

Parallel-flanges

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
angle
スポット位置にある2つのプレート間の最大角度。


図 10.
デフォルト / 許容値:2.0~15.0
max-gap
スポット位置にある2つのプレート間の最大物理ギャップ。
デフォルト / 許容値:1.0~5.0
スポット溶接位置で平行でないフランジが特定されます。2つのシートメタルパート間の角度がこの角度値を上回っており、ギャップ値も上回っている場合に、それらが特定されます。


図 11.

Incorrect-Location

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
min-distance (min)
フィーチャーラインからスポット位置までの許容最小距離。


図 12.
デフォルト / 許容値:1.0~5.0
スポット溶接と最も近いフィーチャーエッジ間の距離がトレランス値を上回っている場合に、問題と特定されます。トレランスは、スポットガンの“半径+ギャップ”を表します。


図 13.

Few-Connections

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
Proximity (a)
フランジ上でスポット溶接をリアライズするための検索トレランス。これはグローバルピッチです。
デフォルト / 許容値:1.0~5.0mm
pitch-spacing (b)
フランジ上でスポット溶接を作成するための平均ピッチ間隔。
デフォルト / 許容値:15.0~30.0
pitch-offset (c)
フランジの両側の終端オフセット距離。
デフォルト / 許容値:5.0~8.0
pitch-edge-distance (d)
フランジのエッジからのオフセット距離。
デフォルト / 許容値:5.0~8.0
search tolerance (e)
上記パラメータから作成された既存のコネクターから仮想コネクターを検索するためのトレランス。
デフォルト / 許容値:30.0
hole-diameter (f)
最も近いボルト穴を見つけて問題の検出を回避するための検索トレランス。


図 14.
デフォルト / 許容値:4.0~40.0
上記パラメータを使用した仮想スポット(VS)溶接の作成。各仮想コネクター(VC)に対して、“search tolerance”値を使用して最も近い既存のスポット溶接(青色)を検索し、青色のスポット溶接が見つからなかった場合、位置(黄色)を特定します。


図 15.

Flange-gap

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
limit
平均コンポーネント板厚値に対する、コネクター上のフランジ間の最短ギャップの+/-比率。偏差のパーセンテージでもあります。


図 16.
計算: abs( D - d ) ≤ limit
デフォルト / 許容値:0.1~0.5 mm
コンポーネントの平均板厚に対するフランジギャップのこの比率がトレランス値と比較されます。差が上限値以下の場合は、問題と特定されます。
注: 板厚が存在しない場合やオフセットが実行されない場合、エラーはレポートされません。


図 17.

交差

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
spot-layers
このチェックで考慮される層の最大数。


図 18.
デフォルト / 許容値:2~3
スポット上での交差がリアライズされるFEデータがここで検出されるか、2層から3層または3層から4層に変換可能な溶接が特定されます。


図 19.

フィレット(Fillets)

Fillet identification angle


図 20.
do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
fillet-connelem-tol
コネクターに最も近いフィレットエッジを検索するための検索トレランス。


図 21.
デフォルト / 許容値:10.0
最も近いフィーチャーからのスポット溶接位置がfillet-connelem-tol距離を下回っている場合は、ここでラインが特定されます。


図 22.

Reflect

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
reflect-plane
リアライズのためにスポット溶接が反転され、再度チェックされるモデルの対称面。


図 23.
デフォルト / 許容値: zx
origin
原点値。(XY平面では、原点が一定のZ値になります)。
デフォルト / 許容値:0~1000.0

失敗したスポット溶接は、対称面で反転され、再リアライズされます。リアライズが成功すると、問題として特定されます。

サーフェスオフセットが実行されず、反転位置に別のスポット溶接が存在した場合は、問題が無視されます。


図 24.

surrounding

do-check
チェックをオフまたはオンにします。
デフォルト / 許容値:ONまたはOFF
spot-layers
このチェックで考慮される層の最大数。


図 25.
デフォルト / 許容値:2~3
スポット上での交差がリアライズされるFEデータがここで検出されるか、2層から3層または3層から4層に変換可能な溶接が特定されます。


図 26.