シートベルトの自動抽出

FEモデルから、シートベルトを再作成することなく、シートベルトシステムをすばやく自動抽出できます。

シートベルトメタデータがソルバー入力デック内で定義されていないシートベルトシステムを含むFEモデルがインポートされた場合、Seatbeltブラウザ内にシートベルトシステムは表示されません。

注: シートベルトの自動抽出は、LS-DYNAユーザープロファイルのみで使用できます。

シートベルトの自動抽出GUIを開くには、Seatbeltブラウザで右クリックして、 Create > SeatbeltSystem > Auto Generateの順に選択します。
シートベルトの自動抽出GUIがエンティティエディターに表示されます。

図 1.
シートベルトモデルを抽出するには、以下の手順を実行します：
1. SeatBelt System Name欄に、システムの名前を入力します。
2. Seatbelt Mesh Components欄で、抽出するシートベルトシステムを定義するすべてのコンポーネントを選択します（1Dコンポーネントや2Dコンポーネントなど）。
3. Wrap Around Components欄で、シートベルトと直接接触しているすべてのコンポーネントを選択します。
4. Start Entity欄で、シートベルトシステムの開始エンティティを選択します。選択できるのは、節点、要素、拘束済み追加節点、またはリトラクターです。
5. End Entity欄で、シートベルトシステムの終了エンティティを選択します。選択できるのは、節点、要素、拘束済み追加節点、またはリトラクターです。
6. オプション: シートベルトモデルと接触しているコンポーネントの間の接触を選択します（これらがすでに存在している場合）。
7. 作成をクリックします。
  シートベルトシステムが自動的に抽出され、Seatbeltブラウザに表示されます。