内燃機関パワートレイン

AltairのMotionViewMotionSolveには、方程式ベースのシンプルなパワートレインモデルが用意されています。このモデルは、MotionViewMotionSolveによるすべての車両モデルで使用できます。

内燃機関パワートレインは、自動車の内燃機関パワートレインをControl State Equations(CSE)の形式で表した数学的定式化です。CSEは独立して、あるいはフルビークルモデルと共に使用することができます。方程式は、以下のパワートレインのコンポーネントを表します:
  • 内燃機関(ICエンジン)
  • クラッチ

パワートレインモデルは、車両の状態とスロットル入力に基づいてエンジンのトルク出力を決定するために、3次元エンジントルクマップを読み込んで補間する機能を有します。さらにトルクをギアボックスに伝えるクラッチをモデル化し、クラッチの入力信号により接続 / 切り離しすることができます。このトピックでは、パワートレインのモデル化に使用される定式化およびその機能を決定するパラメータを詳細に説明します。

インターフェース

このパワートレインは、Control State Equation(CSE)で描写されます。このパワートレインは、MotionViewでパワートレインアセンブリをインポートすることによって読み込むことができます。このMotionViewアセンブリには、関連するソルバー配列、CSE式、および出力リクエストが用意されています。ユーザーがパワートレインモデルを車両の他の部分と連結させることを補助するために、対応するアタッチメントおよびその候補が用意されています。

また、このパワートレインはMotionSolveのデックに直接連結することもできます。ソルバーデックにあるコンポーネントの例については、MotionSolveの例を扱っているセクションをご参照ください。

概略



Figure 1.