Intellisense

Intellisenseウィンドウでは、指定のハンドルおよびそれらのパラメータについて、コマンドを素早く探し出すことが可能です。

表示モード

コンソールは、ビュー > Tclコンソールを選択すると、パネル領域の下部に表示されます。Intellisenseを使用するには、Intellisense コンテキストメニューのオプションから、Command Lineを選択し、無効にするには Offを選択します。Intellisenseウィンドウの表示方法を定義するには、PopupDockedまたはOffを選択します。Docked モードがデフォルトで、Offはこのフィーチャーをオフにします。


図 1.
PopupCommand Line
PopupCommand Lineは、ウィンドウ内のテキストの最終行の位置に相対して、コンソール内にTcl/Tkコマンド名を表示します。PopupモードでAPIを選択すると、Intellisenseウィンドウは閉じられます。Command Lineをアクティブにすると、コンソールの下部にTcl/Tkコマンド行が表示されます。Tclハンドルを含むコマンドを入力すると、コマンド行の上にIntellisenseウィンドウがポップアップ表示されます。PopupモードでAPIを選択すると、Intellisenseウィンドウは解除されます。
注: 将来のリリースでは、Intellisenseポップアップウィンドウは、ウィンドウ内のテキストの最終行の位置を基準として、コンソール内にコマンド名を表示するようになります。




図 2.
Docked
Dockedは、Tcl/Tk名をコンソールの右側に表示します(下の図参照)。

コマンド名の選択

Intellisenseウィンドウは、ハンドル名(またはハンドルが割り当てられている変数)がコンソールに入力されると表示されます。例えば、コンソールにhwiと入力すると、下の図に示すとおり、Intellisenseウィンドウは有効なコマンド名をリストします。




図 3.

変数はサポートされます。有効なハンドルが変数にセットされたら、その変数名をドルマーク$に続いて入力すると、そのハンドルについてのIntellisenseポップアップが現れます。

下の2つの例に示すとおり、入力するテキストが具体的であればあるほど、表示される選択肢は少なくなります。

この例では、Captureという語が入力されているため、コマンドのリストは長くなっています。Intellisenseポップアップウィンドウのサイズは、グラフィックス領域の高さによって制限されます。




図 4.
しかしながら、以下のとおり、入力するテキストがCaptureAcのようにより具体的になると、リストは短くなります。




図 5.
コマンド名は、Intellisenseウィンドウから次の方法で選択できます:
  • コマンド名をクリックするか、上下矢印キーを使ってリストをスクロールし、Tabキーを押して選択
  • リスト上のコマンド名をダブルクリック
  • リストからAPIを選択し、右クリックのコンテキストメニューからHelpを選択すると、選択したAPIのオンラインヘルプが表示されます。


    図 6.
  • F1を押して、選択されたAPIに関するオンラインヘルプを表示
注: 上記の選択法のいずれかを使用する前にEnterを押してしまうと、エラーメッセージが表示されます。
popupリストからDockedモードでコマンド名を選択すると、Tk consoleの下のコマンド行に表示されTkコンソール内のアクティブな行に表示され、Intellisenseポップアップウィンドウは引き続き、必要な引数と共にコマンドを表示します:




図 7.
コマンド名を選択し、パラメータを入力してEnterを押すと、評価を行うことができます。以下は、CaptureActiveWindowの例です。




図 8.

コマンドを実行すると、コマンド行が空になり、Tcl Consoleにコマンドが表示されます。



図 9.

ファイルtest.jpgが作成されます。

コンソールから以前のコマンドをコマンド行に戻すには、上下矢印キーを使用します。

Intellisenseメニューは、HyperGraph 2DHyperGraph 3DHyperViewMediaViewMotionViewTableView、およびTextViewで使用できます。