HMMOVE

要素の入力コンポーネントを変更します。

HMMOVEコメントは、ソルバーデックを介してモデルをエクスポート / インポートする際、元の要素のユーザー構造をコンポーネントに保持する助けとなります。このコメントは、HyperMeshコンポーネントに対応するカード / キーワードをソルバーが有していない場合に必要です。PAM-CRASHの場合、HMMOVEは、システムをシステムコレクターにまとめるためにも使用されます。

HMMOVEコメントのフォーマットは、ソルバーインターフェースに応じて異なります。
OptiStruct/Nastran
$HMMOVE  comp_id
$           eid1    eid2     ...
$       rangeid1THRU    rangeid2     ...
$HMMOVEコメント行のコンポーネントIDはカラム9からスタートし、フィールド幅8を使って書かれます。
後続の各行の最初の要素IDはカラム9からスタートし、各要素IDはフィールド幅8を使って書かれます。
要素IDの連続シーケンスは、行3に示される範囲として書かれます。THRUステートメントも、フィールド幅8を使って書かれます。
単一の$HMMOVEコメントは、個々のID、範囲のみ、もしくはそれらの任意の組合せから成ります。
新規のコメント行は、カラム80に達した際に開始します。
例:
$HMMOVE        8
$          50000   50002   50004   50006   50008   50010   50012   50014   50016
$          50018THRU       50022
PAM-CRASH
$HMMOVE  collector_id
Solver card corresponding to 0-D/1-D element or system
$HMMOVEコメント行のコレクターIDはカラム9で開始し、そのフィールド幅は、IDに使用される桁数と同じです。
例:
$HMMOVE 9
RBODY /    47283               0   12705                       0             0.0
$HMMOVE  1
FRAME /        1       0       0
Radioss
##HMMOVE elements eid comp_id
Solver card corresponding to 0-D/1-D element
##HMMOVEコメント行の要素ID(eid)は、カラム9で開始します。eidとcomp_idは共に、対応するIDに使用される桁数に等しいフィールド幅を占め、シングルスペースで区切られます。
例:
$HMMOVE 9
##HMMOVE elements 2 8
/RBODY/2
    26683                                                           2

シンタックス

HMMOVE?options?

Type

HyperMeshコメント

入力

N/A

Supported Solvers

OptiStruct

Radioss

Nastran

PAM-CRASH