H3D Modelエクスポートオプション

モデルファイルのエクスポートに使用されるオプション群。

Compression Maximum % loss
圧縮された際にモデルの値が不安定になり得る量を示します。ユーザーが設定した値は、エラー推定機能による結果と比較され、圧縮アルゴリズムがユーザーデータの精度を許容し得るレベルに保持します。但し、パーセンテージがゼロであっても、微小の近似誤差により、多少のロスが生じる場合もあります。
All models
2つ以上のモデルが読み込まれている際、ウィンドウ内のすべてのモデルを個々のファイルにエクスポートします。
アクティブなモデルは、ダイアログ内に示されている名称のファイルにエクスポートされます。すべての非アクティブなモデルは、以下の命名規則を使用してエクスポートされます。<filename>.x.h3d, ここで、"x"はファイルのバージョン番号として自動的に与えられます。例えば、アクティブなモデルはLSP.h3dとしてエクスポートされ、その他の(アクティブではない)モデルはLSP.1.h3d、LSP.2.h3dなどとしてエクスポートされます。
エクスポートされたH3Dファイルは、独立して使うことが可能な完全なファイルです。これらのファイルは、エクスポート元のセッションから抽出し、新しいセッションで使用することができます。
エクスポートされたファイルをHyperViewに読み戻すには、Load ModelパネルのOverlayオプションを使って1度に1つずつ読み込む必要があります。
Entity attributes
色や透明度など、モデルのエンティティに割り当てられた固有の属性を出力します。このオプションが選択されていない場合、ファイルが読み込まれる際にデフォルトの属性が使用されます。
Include Masked Elements
マスクされているすべての要素をモデルと共にエクスポートします。
Animation
適用される任意のアニメーション設定をエクスポートします。
Include sets
すべてのセットをモデルと共にエクスポートします。
Results
結果の値をモデルと共にエクスポートします。選択されていない場合は、モデルとアニメーションのみがエクスポートされます。
View Attributes
HyperWorksセッション中、モデルに割り当てられているすべての属性を出力します。このオプションが選択されていない場合、ファイルが読み込まれる際にデフォルトの属性が使用されます。
HTML
HyperView Playerで使用するためのHTMLファイルを作成します。
Preview image
プレビューイメージをエクスポートします。
注: CFDデータをH3Dファイルへエクスポートする際:
  • 少なくとも1つのレーキ(rake)についてストリームラインが作成される場合、エクスポートされたH3Dには、CFD/Streamlinesパネルによって使用されるデータタイプ / データセットが含まれるようになります。また、レーキの定義とストリームラインの設定 / 表示オプションも、H3Dファイル内で捕捉されます。
  • モデル内に使用可能なストリームラインが存在しない場合、エクスポートされたH3DファイルはCFD/Streamlinesパネルで使用されるデータタイプ/データセットは含まなくなります。また、レーキの定義とストリームラインの設定/表示オプションのいずれも、H3Dファイル内で捕捉されません。