サポートされているファイルの種類

アクティブなアプリケーションに応じて、下記のファイルタイプを読み込むことが可能です。

セッションファイルは、File > Openメニューから開きます。他のアプリケーションファイルは、Standardツールバー上のファイルオープンアイコンを使って開きます。


図 1.

セッションファイル

セッションファイルは、ステートメントの構造リストを含むテキストファイルです。ステートメントには、グラフィックおよびプロット情報等のページレイアウトやウィンドウ内容のための命令が含まれます。セッションファイルは、ユーザーが作業セッションを保存する度に作成されます。セッションファイルは、プログラムの外部でも、テキストエディタを使用して作成したり、或いは、他のアプリケーションから作成したりすることが可能です。

セッションファイルには、デフォルトの拡張子.mvwがついています。

セッションファイルはFile > Sessionと進むことによって、HyperViewMotionViewHyperGraph 2DHyperGraph 3DHyperGraphTextViewおよびMediaViewで開くことができます。

セッションファイルの保存先のドライブとは別のドライブにあるファイルを読み出す場合、HyperWorksはフルパスを保存します。

セッションファイルが読み出すファイルと同じドライブ上に保存されている場合は、HyperWorksは相対パスを保存します。

セッションファイルが読み出すファイルと同じディレクトリ内に保存されている場合は、パスを保存しません。

レポートテンプレート

レポートテンプレートは、稼働中にユーザーレポートを維持する構造化されたステートメントを含むテキストファイル群です。ステートメントには、グラフィックおよびプロット情報等のページレイアウトやウィンドウ内容のための命令が含まれます。これらのファイルは、ユーザーがレポートテンプレートを保存する際に生成されます。

レポートテンプレートは、デフォルトの拡張子.tplを有します。

セッションファイルの保存先のドライブとは別のドライブにあるファイルを読み出す場合、HyperWorksはフルパスを保存します。

セッションファイルが読み出すファイルと同じドライブ上に保存されている場合は、HyperWorksは相対パスを保存します。

レポートテンプレートが読み出すファイルと同じディレクトリ内に保存されている場合は、HyperWorks Desktopはを保存しません。

モデルファイル

HyperMeshは、形状、メッシング、コネクター、荷重とフォース、材料、および、ソルバーに送る前にモデルをプリプロセッシングするために必要なすべてを含むHyperMeshデータベースファイル用に独自のフォーマット(.hm)を使用します。HyperMeshバイナリデータベースファイルはHyperMeshによって使用されます。

また、HyperMeshはコネクター、有限要素モデル、形状および複数のHyperMeshモデルをインポート・エクスポートすることができ、HyperView 3D(.h3d)ファイルをエクスポートすることも可能です。

MotionView MBDモデルファイル

MBDモデルファイルは、モデル定義言語(Model Definition Language --.mdl)を使用して書かれたファイルです。

モデルファイルはMotionViewにおいてのみ StandardツールバーのOpen Modelアイコンを使って開くことができます。

モデルファイルには、.mdl拡張子がついています。
注: モデル定義言語の詳細については、MDL Referenceをご参照ください。

HyperViewアニメーションファイル

アニメーションファイルは、シミュレーション結果のアニメーション表示に使用されます。

アニメーションファイルはLoad Modelパネルを使ってHyperView 内でのみ開くことが可能です。

サポートされるアニメーションファイル:
  • Abaqus input (.inp、.pes)
  • Abaqus ODB (.odb)
  • AcuSolve CFD Result (.log)
  • ADAMS gra (.gra)
  • ADAMS Result (.res)
  • ADAMS SHL (.shl)
  • ADVC (.adv)
  • Altair G (.g)
  • ANSYS 9.0 Result (.rth、.rst、.rmg)
  • ANSYS Input (.cdb)
  • ANSYS Result (.rth、.rstrmg)
  • Altair FLX (.flx)
  • Altair maf (.maf)
  • Altair Mrf (.Mrf)
  • CFD Ensight (.encas、.case)
  • DADS DEF (.def)
  • DADS GMOD (*g.mod)
  • DADS bin (.bin)
  • DLM or LS-DYNA dynain (*dynain*)
  • DYNA DB (.db)
  • FEMZIP DSY (.fz)
  • FEMZIP d3plot (*d3plot*、.fz)
  • HW Ascii Result (.hwascii)
  • Hyper3D (.h3d)
  • HyperMesh Result (.res, .hmres, .hyp)
  • LS-DYNA d3plot (*d3plot*、*d3int、*intfor、.ptf)
  • LS-DYNA Keyword Input (.k*、.key、.dyn、.bdf)
  • MADYMO fai (.fai)
  • MADYMO kin (.kin3、.kn3)
  • Marc (.dat)
  • Marc t16 (.t16)
  • Moldflow Result (.udm)
  • Nastran Input (.bdf、.dat)
  • Nastran XDB (.xdb)
  • Nastran/OptiStruct OP2 (.op2)
  • Nike3D n3plot (*n3plot*)
  • PAM-CRASH DSY (.dsy)
  • PAM-CRASH HDF5 (.erfh5)
  • PAM-CRASH Input (.pc、.dat)
  • PAM-CRASH2G Input (.pc、.dat)
  • PATRAN Input (.pat)
  • Permas Input (*.*)
  • Radioss (A) Result (*A001、.gz)
  • OptiStruct (.fem、.parm)
  • Radioss Format (*D00、.RAD)
  • Result Module XML (.xml)
  • UNV (.unv)
  • WAVEFRONT OBJ (.obj)

HyperGraphプロットファイル

2次元プロットファイルは、HyperGraphにより認識されるデータファイルフォーマットおよびカスタムインポートテンプレートが書かれたデータファイルフォーマットのファイルです。

2次元プロットファイルは、Build PlotsパネルおよびDefine Curvesパネルを使ってHyperGraph 内でのみ開くことが可能です。

サポートされている2次元プロットファイルは以下の通り:
  • DATファイルからのAbaqus質量
  • Abaqus ODB (*.odb)
  • ASAM ODS Data (*.ATFX)
  • AcuSolve Log (*.Log)
  • ADAMS Data (*.REQ)
  • ADAMS Input Data (*.ADM)
  • ADAMS Result (*.RES)
  • ADAMS XML Result (*.RES)
  • Altair Binary Format (*.abf)
  • Column Data (*.dat)
  • Comma Separated Values (*.csv、*.CSV)
  • DADS Graph (*.BIN)
  • DIAdem (*.DAT)
  • DIAdem TDM (*.TDM、*.TDMS)
  • Dyna BINOUT (*BINOUT*)
  • Exodus Frq (*.frq)
  • Exodus II (*.ex2)
  • H3D (*.h3d)
  • HDF4 (*.HDF*、*.HDF)
  • HGDATA (*.hgdata)
  • Helioss (*.lst)
  • HyperMesh Results (*.res)
  • ISO 13499 (*.ISO)
  • ISO 6487 (*.iso)
  • ISO-MME 13499 (*.MME)
  • MotionSolve Plot File (*.plt)
  • MotionSolve Result File (*.mrf)
  • Nastran OP2 (*.op2)
  • Nastran PCH (*.pch)
  • Nastran PUNCH (*.pch)
  • Nastran f06 (*f06*)
  • Nastran/OptiStruct OP2 (*.op2)
  • OSASCII CNTF (*.cntf)
  • OASCII FORCE (*.force)
  • OASCII GPF (*.gpf)
  • OASCII OUT (*.out)
  • OASCII PRET (*.pret)
  • OASCII RENGY (*.rengy)
  • OASCII SECRES (*.secres)
  • OASCII SPCF (*.spcf)
  • PAM-CRASH DSY (*.DSY)
  • PAM-CRASH ERF (*.erfh5)
  • PAM-CRASH THP (*.THP)
  • Radioss (*T01)
  • Radioss THY (*.thy)
  • Seam (*.out)
  • System Performance Data (*.spd)
  • TEM (*.TEM)
  • TiemOrbit (*.bus)
  • Universal Block 58 (*.UNV)
  • Universal Output File (*.XRF)

HyperGraph 3Dプロットファイル

HyperGraph 3Dは、HyperGraphと同じタイプのファイルを使用します。

TextViewテキストファイル

TextViewASCIIテキストおよびHTMLファイルをサポートします。

テキストファイルは、ASCIIテキストのみを含むファイルです。テキストファイルはあらゆる拡張子を持つことができますが、ASCIIテキストファイルでなければなりません。

TextViewでサポートされているファイルはTextViewにおいてのみ メニューバーからFile > Open > Documentを使って開くことができます。

MediaViewメディアファイル

メディアファイルは、メディアファイルのビューとアニメーション表示に使用されます。これらはMediaViewにおいてのみ メニューバーからFile > Open > Mediaを使って開くことができます。

サポートされているメディアファイルには以下のものが含まれます:
動画ファイル
  • AMF Builderを使って作成されたAltair Movieファイル(*.amf)。これは、時刻歴情報がファイル内に埋め込まれた修正AVIファイルです。
  • Windows AVI (*.avi、*.AVI)。デフォルトでは、1フレーム=1秒です。Unixは、CINEPAKまたはMJPEGで圧縮されたAVIもしくは圧縮されていないAVIをサポートします。
  • Windows Media (*.wmv
  • MPEG Video (*.mpg、*.mpeg
静止画ファイル
  • Windows Bitmap (*.bmp、*.dib)
  • GIF (*.gif)
  • JPEG (*.jpg、*.jpeg)
  • PCX (*.pcx)
  • Tagged Image Fileフォーマット(*.tif、*.tiff
  • Truevision Targaファイル(*.tga
注: 時間同期化は、Altairムービーファイルのみに適用されます。

TableViewファイル

TableViewはCSV(*.csv)ファイルタイプをサポートします。