粒子法流体力学(SPH)

粒子法流体力学法の定式化は、粒子がメッシュグリッドに拘束されていない場合の力学方程式を解くために使用します。これは、非常に大きな変形を伴う現象の解析、つまり、ALEおよびLagrange定式化を用いる有限要素法では効率と精度が低下する適用範囲に特に適しています。

Radiossコードに組み込まれているこのSPH法は、大部分の関数と適合性があります。

例えば、片方が有限要素、他方が粒子によって離散化されている2つの物体を相互作用させること等が可能です。

SPHとALEの境界がラグランジアンの場合にのみ、ALEモデルにSPH定式化を導入できます。

SPH定式化は、3D解析でのみ使用できます。