ビューのロック / ロック解除

ビューのロックを使用して、表示操作(非表示、すべて表示、反転など)の範囲をグローバルからローカルに変更します。

制約事項: HyperMeshでのみ使用できます
ビューをロック解除すると、すべての表示操作はグローバルレベルで実行されます。例えば、いくつかのコンポーネントのみを表示してそれらを操作した後、すべて表示を実行すると、モデル全体が再度ビューに表示されます。ビューがロックされると、範囲はグローバルからローカルに変更されます。これは、ロックされると、すべてを表示する操作がモデルの表示状態に関係するようになることを意味します。ビューのロックにより、サブモデルでの作業が容易になり、より正確にビューを制御できるようになります。
注:
  • ビューのロックでは、モデルの向きはロックされません。回転、パン、ズームなども可能です。
  • ブラウザオブジェクトを選択し、ビューがロックされた状態でそれらの表示状態を操作することもできます。ただし、ロックの範囲を変更することはできません。最初にロックされると、モデリングウィンドウで行われる表示操作はそのモデルの状態に対するものとなります。ロックされたビューを更新するには、これをロック解除し、表示にオブジェクトを追加または表示からこれを削除して、ビューのロックを再度アクティブにします。
ロックされたビューとロック解除されたビューとを切り替えるには、次のいずれかを実行します:
  • ビューコントロールツールバーの アイコンを切り替えます。
  • モデリングウィンドウ内で右クリックし、コンテキストメニューから現在のビューをロック/ビューのロック解除を選択します。
ロックすると、Lockという名前のカスタムビューが作成されます。後で使用するためにそのビューを保存するには、その名前を変更するだけです。


図 1.
次の例では、選択したコンポーネントのみが表示され、ビューがロックされた状態で、非表示、反転、およびすべて表示の操作が実行されます。ビューをロック解除すると、すべて表示が実行され、デフォルトであるモデルのグローバル表示に戻ります。


図 2.