Stressツール

新機能

新しいCertificationリボンとワークフロー
ワークフロー全体を通じ、OptiStructとNastranのユーザープロファイルで新しいCertificationリボンを使用できます。
  • 2020.1では、プロセス全体をブラウザでのみ操作するようになっていました。
  • 2021では、Structural Elementsの検出が独立したタスクに分割されています。
  • Run and Contourが独立したタスクになっています。
新しいコンフィギュレーション:Generic
モデルでパターンを検出する際に多用する既存のコンフィギュレーションであるリベット、ビーム、パネルなどのほかに、今回のリリースではGenericコンフィギュレーションが用意されました。DesignpointsetでGenericコンフィギュレーションを使用すると、任意タイプの要素(1D-2D-3D)の集合としてdesignpointエンティティを作成し、Genericメソッドを実行できます。要素のほかに、Freebodyの断面を参照することもできます。


図 1.
要素に対するメソッドの実行
2020.1では、Designpointsetエンティティにのみメソッドを割り当てて実行できました。今回のリリースでは、要素に対してもメソッドエンティティを直接実行できます。選択した荷重ケースの選択した要素に対してのみメソッドを評価できます。


図 2.

機能強化

構造プロパティ
構造プロパティウィジットは廃止され、モデルブラウザに移行しています。モデルブラウザでは、“列の追加”などのあらゆる機能を使用できます。
構造プロパティの作成と割り当て専用のブラウザタブが追加されました。


図 3.
コンターとマーカープロット
要素に対するコンター結果と共に、コンターとは切り離して、形状を持つマーカープロットを追加できるようになりました。したがって、使用可能な入力値や重要な荷重ケースをマーカープロットできます。同じ場所に対して複数のメソッドを実行したイベントでは、統合したテーブルを使用することで、重要なメソッドの名前もプロットできます。


図 4.
チェーンメソッド
実行済みメソッドの結果から入力引数を取得するメソッドを登録できます。このような複数のメソッドをチェーンメソッドと呼びます。この機能は2020.1で導入済みですが、組み込みのリベットメソッドJointLoadをチェーンのソースとして使用できませんでした。
  • 荷重ケースの列を追加
  • 列名“pierced shell ID”を“Elementid”に変更
JointLoad実行後に詳しい抽出結果が得られるように、上記の変更が実施されました。