モデルの検証
機能強化
- 比較と検証の機能にSolidWorksデータのサポートが追加されました。
- CADとFEの比較で、累積一致率の計算ロジックが改善されました。累積一致率 = ターゲット側一致面積の合計 / ソース側一致面積の合計
- Fe-attach機能で、共有節点ロジックのほか、接続されたパートの検索でコンポーネント名を使用できます。
- ソリッドCADから板厚を計算する方法が、ブラウザとExcelレポートでも使用できます。
- 一般/離散化でファセットサイズを編集することで、レポートの生成時間を短縮できます。ファセットサイズには1~6のレベルがあり、レベル1でこの時間を短縮できます。
- Skip-thumbnailassemblyimageパラメータが追加され、比較用サムネイルPPTレポートでアセンブリイメージをスキップしてパフォーマンスの向上を図ることができます。デフォルトではOFFです。図 1.
- 簡易比較機能とスポット比較機能にバッチモードが追加されました。
- 形状データを収めたHMファイルがMixed Importオプションでサポートされています。
- 接続チェック/フリーホールおよび穴の不一致機能のパフォーマンスが向上しました。
- 交差するパートの座標と深さの値が、デフォルトでcsvファイルにエクスポートされるようになっています。レポートパスでのファイル名は、ProjectName-Model_Intersection_Depth.csvです。図 2.
全般
- 元の設定に戻すためのResetボタンがコンフィギュレーションファイルに追加されました。
- 古いコンフィギュレーションが使用されていて、ユーザーパラメータが保持されている場合、コンフィギュレーションファイルが自動的に移行されます。
- 関数のデバッグで、比較とインポートのログメッセージが改善されました。
- すべてのパラメータにツールチップが追加されました。
- Part/Match機能を実行するたびに、既存のパートセットが削除されるようになっています。
- パートセット名ではパート名とパート番号が考慮され、フィルタリングされたデータと未処理のデータもセットに追加で表示されます。図 3.
解決された問題点
- スポット比較で、MAT 100(ヘキサ)溶接タイプをチェックすると発生する問題が修正されました。
- スポット比較で、ポイントとポイントデータの比較を検討するときの問題が修正されました。
- 比較と検証の際に、バッチモードでprogress.logに誤った進捗率メッセージが出力される問題が修正されました。
- 比較の際に、誤った不一致エンティティが自動比較で表示される問題が修正されました。